hanabatiのブログ

勝つことこそが私の愛情表現。

存在証明アップリュー【ポケモンSVシーズン13最終926位】

★はじめに★


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アナタに今必要なこと それをしてあげることが

本当に好きの証だと 思う私は臆病でしょうか?

 

S13お疲れ様です。はなばちと申すものです。

突然ですが皆さんはアップリューをご存知でしょうか?剣盾の初期だけ実況者の出汁にされて忘れ去られ、相性の良いダイマもなくなってはりきりの問題点が浮き彫りになり、DLCでの新規技も少なく挙句の果てに可愛く個性的で強い分岐進化が追加されて対戦外でもそっぽを向かれ、始まることすらなくひっそりと終わってしまいました。対戦勢としてはタルップルじゃない方芸人として記憶してる方も多いんじゃないかと思います。
こんなにかわいいポケモンがこんな悲惨な末路を辿るのは誠に遺憾である為、今回のテロ行為に及ぶことになりました。こういう言い方するとスパボ級の愛護団体にぽけりんのコメ欄で非難されてしまいそうなので程々にしておきます。
私はマイオナと呼ばれる人種にありがちな弱くて誰も使ってないから使うという考え方は嫌いです。そんな上から目線ではなく同じ目線に立ち今回は強い奴らの中にぶち込んでも役割が残るように組みつつ、尚且つ受けループや対キョジオーン入りにだけ出すようなサムい型にはせずアップリューとガチで向き合うことを考えました。

一応証拠、レギュFの画面きれいですね。
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★りんごと私の5のやくそく★
単に3桁に乗せるだけではカイリューその他でゴリ押したりSV特有の運ゲー連打でねじこむことが出来てしまいます。その為、強いやつ5匹@1になりにくい様に構築内での縛りを設けました。
もっとも一部縛りは普通の構築でも発生し得ることなので実質的な縛りは多くないです。
①でんじはと一撃必殺に頼らない。パオジアンを使わない(運任せになりがちなのが好きじゃない。人にやられて嫌なことはなるべくしない)
②自己再生等の高速回復技を使わない(試合時間が延びる為、多忙な師走と噛み合いが悪い)
③ 特定のポケモンを見たらアップリューを確定選出する(水ポン、カバ、ガッサが対象)
④試合連続でアップリューを投げなかった場合、5試合目は必ずアップリューを投げる。(通称・アップリューオートエントリーシステム。略して虐待)
⑤アップリューが何連続で技を外してもキレ散らかしてオコリザルにならず、好きで居続ける
①、②は単純な自己満足。加えてSVは剣盾より練度を要求されるので試行回数を稼ぐ為に勝っても負けても試合時間が短くなる構築を意識しました。
③、④は「アップリュー入りって聞いたの取り巻きが強いだけじゃん笑」みたいに言われたら発狂してしまうので、ある程度以上にアップリューが戦った事実を残す為に設けました。③はあまりデメリットに感じなかったものの、④は流石に堪えます。その為🍎は汎用性と対面性能を強く意識しました。
⑤についてはガブリアスの鳴き真似しながらちいかわのぬいぐるみに頭突きして対策しました。我ながら良いアンガーマネジメントだったと思います。

★構築経緯★

今月は特に時間がない。対面寄りの構築を考える

水より好きな悪ウーラオスとジト目が叡智で役割持てるハバタクカミは顔パスで採用。電磁波拒否枠かつ水ポンやガッサを強烈に呼び、アップリューの選出回数を増やせる赫月ガチグマを起用

カイリュー入れないと舐めプらしいのでカイリューを入れる。実際強いしそれとなくサイクル偽装することとカバルドンを誘う意味もある

ここで問題点発生、Twitterや動画を見る時間も環境を語れる友達もいない為、流行り廃りが分からずテラス択が超辛い。その辺を回避する為、ガチグマに繋げられるトリックルーム持ちを色々試す

ステロでタスキ&マルスケを潰せて、出落ちしにくいトリル係としてサケブシッポを採用

一応の完成!2竜2熊2妖で見栄えが良く、氷鋼妖の一貫がエグすぎる儚い並びが出来ました。

★個別紹介★
悪ウーラオス 意地AS
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くまさん枠その1
対面・崩し共に高性能なので採用。ふいうちの読み合いに謎の自身があったので強気に剣舞をすることを意識しました。水と比べて多少ゴツメに強いところやキョジオーンの前で悠長に剣舞出来ることが強みでした。ただ、どこからでも妖テラスが飛んでくることだけはキツかったです。
先発時に意識した立ち回りとして襷かブエナカミと対面した時、ふいうちを使わずに暗黒強打を連打するのを徹底しました。ほぼ2手目は電磁波なのでしっかり読み勝ち、体が痺れて動けなくなります。
ドレインパンチはほぼ撃たなかったので挑発や冷パン辺りの方が強そうですが切る勇気がありませんでした。水が人気ですが佇まいがかっこいい悪が好きです。

ハバタクカミ ほぼHB、 Cにも振ってた
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ハバカミ枠。
受け系やキョジオーンモロバレルあたりに負けまくるのはカンに触るので詰ませを意識した型で採用。テラスを切ることでジバコやサフゴ、電磁波カミなどを起点に積み、何度も勝利に導いてくれました。ガチグマにもそこそこやれるのがえらく、メインのポケモンが通らなかった時にサブプランになりやすい点がよかったです。スカーフイーユイ辺りを何度も誤魔化してもらいました。
反面、火力がなさすぎてスイープの際にムンフォがほしいことが多々ありました。が、3割が好きじゃないのもあってムーンフォースは非採用です。嵌まれば強いドレインキッスで通しました。

カイリュー 意地AS
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カイリュー枠。
シンプルな意地ASダイス型ですが、神速とアンコール両立はやや珍しい気がします。神速はスケショを見せると切られることもあり、対面的に組むならやはり強かったです。アンコールも含めて相手視点で読めない崩しができる性能がよかったです。副産物として鋼、特にサフゴになんもできなくなりました。強いのは事実ですが、メタが回りすぎている為、3桁見えてからあまり出せなくなっていました。スケショあんまり外さない偉い子。

赫月ガチグマ ほぼ控えめHC
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くまさん枠その2。トリルエース兼、ヤケクソ対面駒で本構築の重鎮。ステロ+トリルが決まれば適当にボタン押してるだけで勝てることもありましたが、高順位の相手であればあるほどブラッドムーンのうちどころが肝要なポケモンだと思いました。電磁波無効枠として出す場合、迂闊にテラスを切らない立ち回りを心掛けました。後半、鋼テラスウーラオスにアホほど遭遇したのだけキツかったです。
総評として自分のようなSVエアプがある程度勝てたのは間違いなくこの子のおかげです。対面性能やトリル下での制圧力が半端なく、アップリューの価値を強めてくれる意味でもイケメンが過ぎます。抱いて♡(背骨折れてタヒぬ)

サケブシッポ 穏やかHBみたいなやつ
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トリル&ステロ枠
ワンパンされにくいトリル要員であると同時にステロと自主退場を兼ね備えている替えの効かない枠。(トリル+ステロ+ミストバーストで頑丈メレシーも考えましたが対水ウーラオスとあ起点にされまくりそうなのと考察してる時間ないので没)
アンコールが非常に偉く、ブエナカミやオーガポン等を挑発みがわり剣舞瞑想で固定し、ガチグマその他で吹っ飛ばす動きを作りやすかったです。何回かトリル下で別のポケモンを動かす場面もあり、高い応用性が勝率に直結していたと思います。
耐久が高すぎるあまり、対Aキュウコン入りでやることない問題を感じました。爆散したくない、でもアンコで盤面取れるから引きたくもないといった感じでモヤモヤしたので吠えるやマジシャ辺りが欲しくなりました。あと面倒な型のサーフゴーを呼び込むことだけは減点ポイントなのでアップリューの枠を炎オーガポンにするのを推奨します(趣旨崩壊)

アップリュー 意地HA
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相棒枠
崩しや後続に託す際に強いGの力、対面性能を引き上げるふいうちを確定としてカバルドンドヒドイデ等の対策及びふいうち読み〇〇読みで使うみがわりと対ガッサや水ポン及び戦犯回避に必須のつばめがえしを採用しました。今までアップリューをサイクルで使うことに拘泥していた為、とんぼがえりを採用していましたが今回は対面に寄せるので没に。
持ち物はガッサやウーラオスのタスキを剥がせるゴツメを採用。これによってアップリューが技を外して何もせず終了みたいなことが少し減り、持たせても連続で外す広角レンズよりはマシでなんだかんだ地面半減なので発動機会はそこそこあります。ただツタ棍棒が非接触なの本当よくない。
おもちゃ……と言われることすら少なく、みんなロマンはあるよね!とだけ言ってそれ以上語らないこのポケモンですが水ポン絡みを潰したり、受けループやキョジオーン入りをみがわりG力連打でぐちゃぐちゃにしてくれたり、水ウーラオスに爆弾のように投げてゴツメを浴びせたりと固有の強みはあるように感じました。積みや重力のエースとして使われがちですが、このポケモンの本質は崩しと対面性能の両立だと思います。
オーガポンやマスカーニャ等の類似ポケモンを差し置いてまで採用する意義は薄いですが、この構築においてアップリューであること以上の仕事はしてくれました。あと私の誕生日には一度も技を外さなかったのが偉い。いつもやらかしまくってる子がここ一番でキッチリ決めてくれるのはなんというかクル来るものがあります。
余談 がむしゃらを新規習得しましたが、この技はアップリューと相性が悪い点が多いです。まず補助技的な性能の癖して物理攻撃技なのではりきりを選ぶと外す可能性があります。これは追撃に使うふいうちも同様で安定感がまるでありません。だからと言って熟成を選ぶと特性が実質的に消失します。 ホウエン配分の種族値合計475、特性なしポケモンを使うのはどうなんでしょうか。最低限Gのちからとふいうちで仕事は出来そうではあるけどうーん?って感じてしまいます。

また再戦にアホほど弱くなります。ただでさえ変わった子が1匹いるだけで全てのポケモンの型がバレるリスクがあるのに読まれることが死に直結するこの技はどうなんでしょうか?有識者の意見求ム。

また、調整意図はレギュ変わることや需要も鑑みて詳しく調べて書きません。ほぼぶっぱですがガチグマはBに20振ってウーラオスインファイトを大体耐える様にしてます。サケブシッポは眼鏡カミのシャドボ耐えとかだった気がしますがステラや急所で飛びました。カミは覚えてないですごめんなさい。


★選出パターン★
そんなに多くありません。

①サケシグマ
シッポ・クマ@1
サケブシッポから入る。トリル下2〜3ターンで掃除できそうなら。これで行けるなら全部これでやりたいところですが、順位上がってから露骨にメタられてる感はありました。よくこのパターンにりんごをぶち込んでます。 4割くらい?

②トリルなし対面
シッポ以外から3匹、ラオスかカミは必ず出す
かなり曖昧。ラオスとカミはテラス依存度が高くないのでこのパターンでは必ず片方は投げます。他でリソース削ってから瞑想カミを通すのが1番多い勝ち方でした。 5割くらいこれ

③ステロがすごい通ってるけどクマが出しにくい時
シッポ@2
文字通りです。3回くらいこれやってトリル下アップリューという名前のない怪物が生まれました。このパターンではアンコールを上手く活かしてステロと合わせて裏の圏内に押し込むのを意識します。

★キツかったポケモン

Aキュウコン サケブシッポのアンコールで誤魔化しながらなんやかんやする。Aキュウコン入りで水ウーラオスから入ってきた場合、初手カイリューに対して大体とんぼか交代なのでアイヘを撃つと切断がもらえます。

ディンルー カイリューからアンコールを切れなかった理由のひとつ。正直そんなに見かけなかったので地震か炎のパンチにしたかったです。

はがね全般 キツそうに見えると思いますが実際どぎついです。ハッサムとアーマーガアはカミかウーラオスにテラス切るプランを強要されて特にきつく多少割り切ってました。ハッサムはゴリ押せるからややマシなほう。再生わるだくみサーフゴーも同じくしんどいです

ランドロス 上手い人が使うと強くキツい。先発にきたらステロが多いので悪ウーラオスで剣盾してテラス暗黒強打で飛ばしました。とんぼ撃たれたら多分負けると思います。

テツノカイナ わりぃ。

けたぐりスケショカイリュー やっぱつれぇわ。

テラス切らずウーラに突貫してくる噴煙イーユイ ばかあほおもんないつかってるやつぜったいどうていのくそはげひきにーと@ぼけ


★お気持ち表明★
今期はクリスマス→誕生日→年末の流れで実質的に数日だけのシーズンでしたが、マッチングだけは割と上振れており、Twitterで見たことある強い人と試合が出来て嬉しかったです。向こうは絶対こっちのこと知らないし、認識もしてなければ興味もないと思うと虚しさと申し訳なさがごた混ぜになって興奮しました♡
それはさておいてアップリューは今後も使い続けます。ですが、上位を目指してランクマをすることはもう無いと思います。自分としてもようやっとSVで最低ラインの人権を得て強い人ともマッチングできる段階で退場するのは悔しいし、本音を言えば嫌で嫌で仕方ありません。これからが本番なのだから、もっと強くなりたかったです。
上を目指すことを諦める理由は動画投稿を再開しようと考えているからです。他の誰でもない、私のアップリューを見てほしい。そしていつかビークインをその手に掴み取る為、奪い取り返す為にもっと知名度が必要です。
人の目に触れる為には順位が必要と昔の自分は本気で思っていました。Twitterに毒されポケモン界隈は強者しか人権がないという焦りも持っていました。だから実力をつけるべきと考えたのですが、この考察があまりにも的外れでした。
はっきり言ってマイナーの動画で視聴者を呼ぶことに順位等の力量はほぼ無関係と🐝を通して学びました。考えてみたら当たり前でポケモンはガチ勢よりずっと動画勢が多く、ましてやマイナー好きでランクマをやってる人、中でも勝ちに拘ってる人なんてほぼ0だからです。そもそもポケモンは他ゲーと比べ弱者の発言権が強いゆるい土壌なのもあります。
動画内容にしてもどくびしで3試合に2回勝つよりもみちづれや防御指令、弱保ジェットで10試合に1回勝った試合だけを動画化した方がウケがいいに決まってる。実用性や強い相手とのやり取りを求めてる人なんてのはこの🐝🍎界隈では希少種です。
私はその需要を見誤って順位上げという無駄な努力値振りを続けていました。動画方面の努力値振りが甘かったのも事実ですが対戦に時間をかけず、ネタとしてビークインを愛でるアプローチをすれば「ビークインの人」として少しは認知してもらえたのかもしれません。少ない時間のやり繰りに大失敗。
その結果が当時、他者の動画が存在しなかった渾身のどくびしビークインすら日向夏御大将様のパクリ認定されてしまったのだからお笑いですね。結果はいつだって残酷で能力不足から起きる不利益を嫌なほど突きつけてきます。私は氏が東方の動画を上げていた頃からファンだったので苦しいやら悔しいやらでもう情緒がめちゃくちゃです。
尊敬していた天上人に大切なものを取られて嫉妬に狂い、カイリューを採用してまで強くなっても結局何も解決せずそれでもりんごの竜だけは手放さなかったのでスグリくんは実在するとだけ言っておきます。
そんなこんなでガチ対戦に好きなポケモンを織り交ぜていく現状からは手を引き、凡夫として見栄えの良い対戦を積み重ねるスタイルに切り替えていこうと思います。
自分はまっっったくTwitterを使いこなせず、人に絡んだりとか出来なかったので交流があった人は数えるほどですが、強い人が構築記事にコメントくれたり応援してくれるのが吐くほど嬉しかったです。2号目辺りでの途中下山ではありますが、ほんのりとでも強い人達と同じ空気を吸えたのならば対戦勢としての我が生涯は大往生であったと言えるでしょう。
今後は持ち前のまけんきを再動させ、自分を擦り減らし、血涙を流しながら弱者街道を突き進みます。そんなこんなで毒菱ビークインの親権をなくし、形だけの対戦勢という身分すらも失いました。一体、あといくつ捨てたら認めてもらえるのか検討もつきませんが生まれ変わるつもりで0から頑張ります。

ここまで読んでくれた方、今まで本当にありがとうございました。貴方たちの存在が私にとっての心の支えであったことも付け加えて深く深く御礼申し上げます。


【SV シーズン2 使用構築】6割7部バッドアップリュー!【最終2851位】

 

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皆さんこんにちは。はなばちと申す者です。

早いものでSVの発売から2ヶ月が経ち、強者達の中で環境もある程度煮詰まった感が漂う中、剣盾の最終シーズンから引き続き🍎を1番上に置いて遊んでいました。アップリューといえば重力か竜舞というイメージがある中(個人調べ)、どちらも採用せずに汎用性とサイクル性能を持たせているので見て欲しいです。順位も納得がいくものではないですがそれなりの対戦数やって(社会人基準です)3試合中2試合勝ててる勝率とギリギリ1900行ってないものの、剣盾後期の3桁中盤より高そうなレートだったので環境の振り返りも兼ねて投稿します。あと🍎入りの構築記事で調べても順位に言及したものが無いのが流石に寂しいので……

数値とかに関してですが勝率はともかくこの順位なので需要を鑑みて書きません。大体ぶっぱです。

 

 

最後に撮ったスクショ

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1足りない……

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⭐︎構築経緯⭐︎

 

かわいいアップリューを使いたい、尚且つ🍎を選出出来てそこそこ勝てるパーティを組みたい(ヨクバリス)

メジャーな竜舞型は勝率安定しなさそう。発売初期なので変なギミックで勝つより練度を上げる意味も含めてサイクル戦がしたい

🍎のとんぼがえりに着目、マリルリロトムハッサムあたりと相性いいのでは?前半サイクル→後半先制技で一掃の流れがとれるんじゃなかろうか?という発想

耐性ばかり気にした所為で数値不足が顕著になったことやカイリューつらすぎ問題の発生

なんか強そうなやつら入れて一応の解決。でもサイクル系の構築って言えるのか若干怪しくなった

 

マリルリ @オボンのみ 意地HA

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アクブレ アクジェ じゃれつく はらだいこ

HAぶっぱ。アップリューの弱点を毒と妖以外カバーしてくれる理解あるズッ友枠。チョッキは🍎に取られているので腹太鼓にも殴り合いにも優秀なオボンで採用。初期は物凄い数使われていたが、自分がこの構築を組み始めた頃には全然見なくなっていたポケモンでマークが甘かったのか腹太鼓→水テラスアクアジェットがよく通った。サイクルだけでなく対面性能やスイープ性能もある為、もっと評価されていいポケモンだと思う。みんな見切りつけるの早すぎ。というより環境回るの早すぎ。

一方で妖タイプでありながらマルスケのアイツに不利寄りな点が辛かった。強い竜に妖テラスを切る風潮があることを鑑みれば替えの効く枠な気もしたが、潜ってるうちに愛着が湧いたので最後まで構築にいてもらった。

 

ヒートロトム @こだわりメガネ HC控えめ

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オバヒ ほうでん ボルチェン テラバースト

HCぶっぱ。地面の一貫切る枠兼、アップリューの弱点を竜と毒以外カバーしてくれる理解ある彼くん枠。何故か妖テラスの個体を3匹持っていたのでそのまま採用。タイプが非常に優秀で無難に強いいつもの火ロトム、使い慣れてるのもあって選出率はそこそこ高い方だった。ただ、ブーツ履かせたくなるくらいにはステロが痛い。

ミトムに変更してマリルリの枠を浮かせる考えもあったがヒートロトムとして育てたこの子のNNがお気に入りなので変える訳にもいかず、ずーっとモヤモヤしていた。オバヒ外しを記憶してる限りで一回しかしていない偉い子。放電のおかげで勝てた試合は無かったので火力高い10万でよさそう。

 

③サーフゴー @こだわりスカーフ ほぼCS控えめ

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Gラッシュ シャドボ 気合い玉 トリック

助っ人外人枠その1。神速と格闘の一貫を切れる。スカーフ込みで準速マスカーニャまで抜けるくらいのS振り、残り特攻と耐久とかだったと思う。🍎の引き先としても◯。元々鉢巻ハッサムだった枠で至る所から飛んでくる炎テラス及び炎テラバにストレスを感じて変更。

構築全体が遅いのとトリックしたいことからスカーフで採用。ヤケクソテラスせずにサイクルの練度を上げたいのでゴーストテラスのまま採用(テラピース足りない)

強かったが、シャドボで拘ると当然のノーマルテラスで回避されるので息苦しかった。スカーフバレした後の怪しい死に出しは大体テラスで透かされるものだと思って立ち回った。大体正解だった。思えばノココッチとハピナス以外のノーマルを見た覚えがない。その癖してゴーストは強いのだらけ🥺

気合ボールは4発撃って1回当たった。そのおかげで楽に勝てたので神に感謝。二度とこんな技使いません。

3月からはテツノツツミとハバタクカミがいるので素早さの再調整が必要なのが辛い。

 

④セグレイブ @きあいのタスキ 意地AS

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巨剣突撃 氷柱針 氷の礫 地震

ASぶっぱ。助っ人外人枠その2。元々襷メテオガブを入れていた枠だったが、厚底持ちにドヤ顔されて腹が立ったので思い切ってステロを構築に入れないことを決意。この子を入れたらアップリューが泣き出しそうな気がしたがマルスケのあいつとゲンガーが辛いので投入。技構成はいろはさんが動画で紹介されていた型をそのまま使わせて頂きました。

襷持ちなので多分竜や氷テラスでいいと思うが、初手に出てくるデカヌチャンの電磁波を防ぎながら処理したり、襷は無駄になるがステロへの耐性が付く為、高種族値な地面枠として動かせばアップリューと同時選出の芽が生まれると考えて地面テラスで採用。火力の高くなったマンムーだった。

セグレイブは対面、🍎はサイクル寄りに組んだので奇跡的に住み分けが出来ていたことに小生感動じで……ただ、肝心の対カイリュー性能だが格闘技の少ない構築なのでどのみち辛かった。

 

⑤キョジオーン @ふうせん 腕白HB

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塩漬け ボディプレス 鉄壁 自己再生

HBぶっぱ。霊と神速を半減できる助っ人外人枠その3。元々シンプルなHBブラッキーを使っていて選出時の勝率はかなり良かったが、ステロガブが抜けてあくびループの圧が落ちたことや型の匿名性が0点な為、上に行けば行くほど通用しなくなりそうなことを危惧していた。その後、友人の勧めを受け採用。

風船を持たせることでサーフゴーVSガブカイリューみたいな対面で相手視点見えない引き先になっていたのが非常に強いと感じた。たまたま飛行テラスの個体を持っていたのでそのままぶっ込んだが、ふうせんを持たせるなら妖か水テラスにするべきだった気もする。なんだかんだで悪くなかったがサーフゴーみたいなのと対面してしまった場合、何度も引けるような構築ではなかったのでもっと詰める必要のある枠だと感じた。

 

⑥アップリュー @とつげきチョッキ 意地HA

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Gのちから げきりん とんぼがえり ふいうち

異例のHAぶっぱ。構築の軸にして相棒枠。剣盾最終シーズンに禁伝だらけの中、初手ダイマアップリューを使っていたので引き続き単純な火力の押し付けを行いたいと考えたところ、悪テラスふいうちでH振りのドラパルト及びサーフゴー程度なら大体一撃で持っていけることが判明、今期はこの子を軸にすることを決めた。悪テラスは性能面だけでなく、Bad Appleと掛けることで構築のお洒落度を上げる役割も持つ。体感打率は七割弱。

技構成は個人的にアップリューを使う上で必須と考えているGの力とふいうちを確定枠として置き、サイクル適正を持たせるとんぼがえりと最大火力の逆鱗を採用。逆鱗はふいうちとアンチシナジーだが、Gの力に後出ししてきたHBラウドボーンを大体飛ばせる程度には高火力。崩し性能は高い。この枠は流星群や悪テラバースト等の候補は他にもあるが突破力を高めないと本格的にマスカーニャの劣化になりかねないと考えた。ドラゴンダイブも覚えるがはりきり込みで命中が逝ってるので流石に無理。

チョッキ採用の理由はチョッキ持ち竜の耐性が好きな為。というのは半分本当、半分建前ではりきり型アップリューにありがちなとりあえず起点作って竜舞後に全弾当てることをお祈りしながら殴るスタイルが性に合わないと感じた為。積んで殴るなら単体で出来るやつもいるし、わざわざ起点作ってまでパチンコする様では勝率を保てる訳がない。それでも投稿された動画達が勝ち試合なのはそういう試合を厳選しているからとマジレスしたい。高いと言われる火力も技威力の問題で逆鱗以外はそこそこ止まりなので思ったより火力出ないのも問題。外した瞬間に落ちるのもそうだが、そもそも竜舞積んでもドラパルト抜けない素早さなことを忘れてはならない。

上述の問題点だが、耐久振り+チョッキによるサイクルに導入という形である程度解決出来る。引き先を用意すれば一回くらい技を外してもケアが出来るようになり、アップリューが全抜きエースになることは出来ずとも勝率を下げずに使うことが出来るのではないかと考えた。数値上はH70B80D60という悲惨な低耐久だが、独特の耐性にとんぼがえりの習得、Gの力→ふいうちで対面性能も担保されている(当たれば)ことから意外と使い勝手は悪くない。ミトムあたりとの対面を作ればかなり強く出ていけるし、技構成から一度作った有利対面から崩しや有利サイクルの維持に繋げやすかったのもポイント。スカーフロトムの妖テラバくらいなら耐えてくれる。あと物理竜としては天然で止まり辛いのも独自の利点。ただ一見有利なヘイラッシャは対面からだととんぼで一度ロトムに引くかテラスを切らないとゆきなだれで消し炭になるので注意。

特殊耐久も意外と固い程度なので過信は禁物。サーナイトのムンフォが乱数といえばチョッキ持ちとは思えない程脆いのが伝わると思う。上手く使えば潤滑油にも崩しにもふいうちでの縛りも出来る反面、耐久素早さ命中に実質的な火力と色々足りてない。そもそも悪テラスは虫と妖が一貫しっぱなしで他の弱点のカバーにもならないのはやはり苦しい。この辺は本来想定されてない運用故に色々無理が祟っている感はあるが愛さえあればギリギリやれる程度には強いと思う。進化後とは思えないかわいさだけでもお釣りが来る。多分。

対戦考察wikiの持ち物欄に記載すらされてない辺り、アップリューをサイクルに組み込む使い方自体が間違っているのかもしれないのではないか?と知人に相談したところ勝ちたいやつがアップリュー使うこと自体間違いと言われたので深く考えないことにした。

ごちゃごちゃ書いたがサイクル好きな自分にとって中々楽しく、且つある程度強い型を生み出すことができていたと思う。というわけでビークインのどくびしサポート型の時のようにどなたかアップリューのサイクル導入型もwikiに記載お願いします、私が起源です。

集合写真。みんな頑張ってくれたからすき。

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⭐︎重かったポケモン⭐︎

おんみつマントサーフゴー

Gのちからとしおづけ両方入らない。わるだくみも電磁波もきつい。ロトムをS振りすべきだった。

サザンドラ

重そうに見えると思いますが、ちゃんと重いです。

マルスケのあいつ

体感7割いる。やばすぎる。キョジオーンが出せない場合、サーフゴーでトリックしてロトムやアップリュー等に引く立ち回りで誤魔化していたので疲労感が半端なかった。なんだかんだ特別こいつに負け越してた訳ではないが単騎で出来ることの幅が多すぎて勝っても〇〇型だったら負けてたなぁみたいに感じでしまうので勝利に納得と再現性がイマイチ感じられないのが本当に辛い。

正直下手な禁伝より選出段階での圧が凄い。アホみたいに器用で全ての型の完成度が90点以上。強いとはいえ、殴ってくるだけのエスバより騒がれてないのが本当に不思議。

折角現環境が面白くともコイツがいる限り引退者続出の原因に繋がってるのでは?って思ってます(アンコール云々以前に超火力の神速や無限羽竜舞にボコられてライト層や復帰勢の知人が引退してる)

パラドックスの次は四災参戦より先にカイリュー単品禁止にしたルールが遊びたい。一般的な構築が5枠+カイリューよりは6枠の方が健全な筈。 

 

⭐︎総括⭐︎

ここまで来てこんなこと言うのあり得んと思うけど私は運ゲーや命中不安が大嫌いです。催眠術や歌うは勿論、大文字とか暴風とか放電を見るだけでイライラしてます。でも今の環境で🍎を活かすためにはりきり一択と考えていたこともあり、どのみち運ゲーになるならと割り切って気合いボールとか色々使ってみたら意外とパチンコぶっぱが楽しいことを知りました。

どくびしビークインを使ってた頃は急所やめろ!麻痺るな!凍るな!が口癖で構築の都合上、絶対に運勝ち出来ないことで勝っても負けてもストレスを溜めてました。

当たるな!よりは当ててくれ!ってお願いした方が前向きなだけまだ生産的です。運だけマンアンチの自称知識人ことオランウータンから運だけのチンパンジーに進化出来てよかった。そう言った意味でアップリューは大事なことを教えてくれました。新作の初期環境ということもあって久しぶりに対戦が掛け値なしに楽しかったです。🍎ちゃん本当にありがとう。ここまで読んでくれた人もありがとう。

 

⭐︎最後に⭐︎

知人曰く、面白いかもしれないけど見ていることを他人には絶対バレたくない動画。古いものやかわりもの好きな人におすすめ。〇〇を救いたい!をしっかり達成したといえるレベルまで勝ちに行くことが信条です。お上品な動画作りも。

 

アップリューがランクマで禁伝をボコボコにします(剣盾の頃の動画です)

https://m.youtube.com/watch?v=d22irumhQX0

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仕事やめて動画作りに専念したい……なんて……

 

【剣盾S35使用構築】Bad Flapple!〜対面構築りんご味〜【最終日825位】

 

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皆さんこんにちは。はなばちと申すものです。

早いもので剣盾の発売から3年近くが経過し、実質的な最終シーズンが終わってしまって寂しい所ですが「アップリューを入れて最終3桁ライン到達」という目標をこの禁伝6体環境にて達成することができたので記事に残そうと思った次第です。

 

一応証拠

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こんな対戦回数すら載ってない、いつ撮ったかも分からない画像しかないのは浅はかにもまだ上に行くつもりでいたからです。結果、ここから負けまくって見事にとろかしまくりました。一応、これが最終日夜の画像なので他の方のツイートを見て900以前後に残れるだろうことは確認しました。まあビークインで何度も3桁取ってるし、みんな信じてくれるやろというポケモン界隈を舐め腐った精神性でいました。ごめんなさい。

 

そのビークインはどうしたんだよって話ですが、某有名YouTuberさんのところで腰でも振ってるんじゃねぇの?あんな尻軽女なんか知らんわボケ。です(正直、この環境でどうやって使ってあげればいいか分かりませんでした)

 

以下、常体(これ一度書いてみたかった)

 

🍏アップリューって何?🍎

構築記事と銘打っておきながら伝説環境に最後まで適応出来ず、最終日でも複数の型や構築を使ってたのでりんごちゃん以外のポケモンは簡潔に済ませる。

あと平常運転で思想強めなので注意。

70-110-80-95-60-70  くさ・ドラゴン

アップリュー博士の方は読み飛ばして下さい。

アップリューというポケモンは面白い特性と珍しいがだいぶ苦しい草・竜のタイプ、コイツホウエン地方出身なのでわ?と疑いたくなるこの世の終わりみたいな種族値配分が特徴。

まず目につくのがその破壊力ではりきり持ちの中でも最高のA種族値を持ち、単純なパワーであればパッチラゴンやアイアントをも上回る。通常特性のじゅくせいはきのみの効果を2倍にするというものでチイラのみ発動が実質剣舞になるという面白い性能をしている。

その上で竜舞やふいうち、威力130のダイジェットといった中途半端なすばやさを補う手段も持ち合わせているので机上論ではとてもつよそう。

ただ、剣盾初期はそれなりに見かけたものの、それ以降の環境でYouTuberの1発ネタやスーパーボール級以外での採用例はほぼ掻き消えた。その理由は何故か。一言で言えばクセがあまりにも強すぎる。

 

このポケモンが抱えている問題点を挙げると

・S70の為、竜舞やジェット、スカーフを積んでもドラパルト(今なら最速ザシアン)はおろか同補正のスカーフ〇〇ラゴンやトゲキッスすら抜けない

・壁貼ってもきつい耐久力、せっかく積んでもマンムー等々であっさり止められる

・サブの選択肢が狭い。通常の技構成でははがねタイプになす術もなく、特にBダウンすら効かないアーマーガアやSで負けているトゲキッスが環境に跋扈、一致技が双方通らない

・技が当たらない。ダイマを切れば一応解決するが専用技やふいうちの性能が腐りやすくなる

等が挙げられ、意識せずとも殆どのパーティにある程度安定した処理手段が備わっていることが多い。まとめると強みこそあれど、個性を問題点が大きく上回ってしまってると言える。ちなみにこれは自分だけの感想ではなく、最終二桁を取るような知人も「一瞬なんかできそうに見えるだけ純粋に弱いやつより悪質」と言っていたことも明記しておく。

上述の問題点は冠以前の環境に対してのものだが、インフレの末路である伝説6体環境でも勿論苦しい相手が多く、体感8〜9割採用されているザシアンには全く打点がないのがもう🥺通り越して🐘

そしてこのポケモンを改めて調べたところ

「これだけの個性や強みを持ちながら初期環境〜現在に至るまで最終3桁やレート1800以上達成の構築記事が一つもない」

という事実と直面することになった。3桁くらいで記事にしないだけと言われそうなので先手を取って蓋をしておくがマイナー入りでランクマしてる人の殆どが自己顕示欲の魔物なので(ヘイトスピーチ)恐らくそれはありえない。高相性なじゅうりょくを生かしやすいダブルでも考察こそされてはいるが実績に結びつく参考文献は確認できなかった。

ただ、こんな個性的で尚且つ最終進化だというのにちっこくて合法ロリ感があって一生懸命飛んでる姿が愛らしくてりんごばねポケモンとかいう訳分からんけど何かかわいい分類のとにかくかわいいポケモンが初登場の作品である剣盾で、それこそ果汁だけ搾り取られた出涸らしとなって埋め立てられて終わってしまうのは看過できない。ビークインにヤリ捨てられて以来、採用理由=好きだからみたいなことはせず、まじめに生きていくと決めていたがまた戦う理由が出来たのでアップリューを選出できて尚且つ勝ちに繋げられそうな初手ダイマ寄りの対面構築を組むことにした。特性はじゅくせいも一考したが、襷がないと選出が難しいと考えはりきり採用。

 

🍏個別解説🍎

※アップリューは他の3倍長いのでトリに回してます

①サンダーかイベルタル

サンダー

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HCベース ひかえめ@命の珠 特性 プレッシャー

両方、同じくらい使ってたので絞れませんでした。麻痺しないダイジェットに強いダイジェット使いなので電磁波にイライラしなくて良いのが偉かった。電気技はライジングボルトを入れていたが、カイオーガを良く出されたのでかみなりに差し替えたりもしたが、ネクロズマの処理を考えてライジングボルトに戻したりもした。ダイウォール媒体には電磁波と光の壁両方を試してみた。どっちもザシアンに繋ぐと強い(小並感)

ぼうふうを殆ど外さなかった偉い子。明確にミスだと思ったのはプレッシャー採用。カイオーガの持ち物判定用に持たせたのはいいがSにあまり降ってない為、スカーフ以外でもCSベースの個体には普通に上を取られたのであまりあてにならないと気づく(無能)

それでも生きる場面はあったので使い続けていたがザシアンが笑顔で巨獣斬や電光石火を撃ってくるので流石にせいでんきにするべきだったがプレッシャーサンダー=実質ビークインなのでクビには出来なかった。

 

イベルタル

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ジェット一回でザシアン抜き+C特化、残り耐久

卍破滅の翼卍

ひかえめ@珠の特殊型で採用。割と普通のイベルタルで最初はふいうちを入れていたが、ダイウォールが欲しい場面が多かったこと、電磁波耐久ポケモンに腹が立ったので煽りカスにした。物理型も考えたがアップリューの存在意義が奪われ兼ねないことも懸念しての挑発。役割が細分化できた。

初手ダイマだけでなく、後述のグラードンから展開しても無難に強いが思考停止で投げちゃいけないポケモンだなぁとも思った。

禁伝の中でもトップクラスにかっこいいと思う。モンハンにいそうなビジュアルや佇まいが良い。

 

グラードン

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サンダー入り チョッキ意地HA

断崖の剣、ストーンエッジ、雷パンチ、瓦割り

イベルタル入り オボン慎重HD

断崖の剣、岩石封じ、電磁波、ステルスロック

サンダー入りの構築では麻痺の効かない初手ダイマ要員、イベルタル入りの構築では様子見枠兼ステロ撒きとしての採用。

上の型はランドロスのいる構築以外にはほぼ選出、大体初手ダイマで投げていた。殴り合いに強く、ダイマした時の怪獣感も含めて使っていてとても楽しかった。瓦割りは壁構築(特にダイナやレジエレキ)に強く出られ、A上昇による対ルギア等のゴリ押しなど読まれることもほぼない点も含めて何度も勝ちを拾わせてくれた。

下の型は元々イバン剣舞みたいな単体で機能する受け崩しのアタッカーとして採用していたが、黒バド相手にきのみが食べれなかったり、ディアルガに撃ち負け兼ねないことから起点作りに置き換えた。断崖の剣はほぼ外さないのに電磁波は20回撃って6回は外した。このゲームの命中率おかしいよ。

 

カイオーガ

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サンダー入り 拘り眼鏡HC

しおふき、根源の波動、冷凍ビーム、雷

イベルタル入り チョッキHC

しおふき、瓦割り、冷凍ビーム、雷

どちらもひかえめで採用。古参伝説の癖して水技に限り常に威力実質1.5倍という現代っ子みたいな性能を持っている。弱いわけがないのだ。

上の型は受け崩し、下の型は初手ダイマや壁展開に対して選出。しおふき+瓦割りで大体のクレッフィをしばける。オーロンゲに対しては微妙に火力が足りず、壁→しおふき→リフレク→瓦割りを耐えられて電磁波を浴びせられることが多くて辛いがまあ麻痺だけで壁を残さず処理できて偉かった。一度だけラス1ナットレイに狂気のダイナックル連打で勝ったら切断されて吹いた。

 

④ザシアン

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HAベース 意地っ張り@朽ちた剣

ザシアン枠。いないとイベルタルやゼルネアス等々にぶっ飛ばされかねないので採用。構築全体から分かる通り、私は麻痺(というより麻痺バグ)が大嫌いなので大量発生してるアヘアヘ電磁波ルギアにだけはタイマンで負けない型にした。相手にメタモンがいる時はとにかくみがわりを残すことを意識する。

先発に置くことでディアルガ等の初手ダイマっぽいポケモン相手にみがわりで様子見できるのがとても偉かったが、バレると弱いタイプの型なので後半に行くにつれてだいぶ辛くなった。

 

⑤黒バドレックス

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特化ザシアンの巨獣斬耐え、残りCS

ひかえめ耐久振りスカーフで採用。タスキがりんごちゃんに持っていかれてる為にマーシャドー不在というのもあり、選出率は高い方だった。対面用の駒として最初は臆病最速個体を流用して最速CSで使っていた。流石にザシアンとのタイマンに勝てないのは問題だと思って振り直したが、ジェット2回積んだ中速帯の禁伝が抜けなくなったり、度重なるミラー負け、ダイマをするとザシアンに抜かれるのがすごくモヤモヤする等々、最速スカーフから乗り換えたことによる変な違和感が残り続けた。

霊技の一貫性は勿論、意外なところでアップリューのGのちからでBダウンしたところをサイコショックで撃ち抜くといったなんか綺麗な動きが決まることもあって楽しかった。

一つ愚痴を言いたいのが記憶してる限りで7回、全てスカーフメタモンに抜かれた。この所為で順位が上げ切れなかったとまでは言わないが、ひたすらにせつない思いでいっぱいだった。

 

⑥アップリュー

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いじっぱり@きあいのタスキ 特性 はりきり

努力値 ASぶっぱ

Gのちから、逆鱗、ふいうち、ヘビボンor竜舞他

相棒枠。採用理由はアップリューだから。キョダイマックス個体だったのでそのまま起用したが後述する理由から通常ダイマックスの方がよい。初手ダイマでの荒らしやステロが無さそうな構築が相手なら襷枠として裏に選出した。

初手ダイマ枠としてこのポケモンを見るとキョダイサンゲキで大体のH振りグラードンを上から余裕の確1、特化カバルドンも高乱数1発の草打点を持てることが強みと言える。ヘビボン採用なら有利対面と思ってジオコン積んできたゼルネアスもダイスチルでぶっ飛ばせる。ただ、他の状況では無傷で突破できる相手は少なく、ダイマを切る際は1対1交換になりがちなのが難しかった。

襷枠として見た場合、GのちからでBダウン→ふいうちで追撃といった流れがシンプルで強力。まあ2発も連続で当たることはほぼないが。高火力のふいうち持ちということで黒バドレックスを瞬殺できることは明確な強みと言える。ただ、襷持ちには耐られるだけでなく、鬼火やリフレクターから入られることも多い為、相手の持ちものが割れるまでGのちからで様子を見て、次の手でふいうちを押した方がいいかもしれない。他にもカイオーガ相手にGのちからで大体ワンパン、耐えられてもふいうちが押せる。

竜技は襷やふいうちとアンチシナジーだが逆鱗を採用せざるを得なかった。というのもドラゴンクローは覚えず、はりきりで命中が下がる都合上、ドラゴンダイブは命中50台になり、もはや当てるだけでTNが晒される正真正銘の魔物と化してしまう。故に実質選択肢がないのだ。一応、ダイドラグーンの威力も10高い。また、カイオーガを筆頭にダイアイスを撃たれる機会がかなり多かった。こうなると次のターンはどのみち回ってこないので逆鱗のデメリットが気になる場面はほぼなかった。火力自体は「本物」でダイマした白キュレムをワンパン(珠ダメ込み)する大金星を上げてくれたりした。

4枠目は要考察。ヘビボンは一応ゼルネアスに通るが壁があるとどのみち倒せない。また軽すぎて平時はおもちゃと化す。この枠は当初飛行技で使っていたが1加速ではSが足りない場面も多く、中々使い所が難しかった。一応ダブルウイングでマーシャドーをタスキごと高乱数で叩き割れるが2試合とも外したので解雇した。そらをとぶなら一応ダイマ枯らしに使えるので飛行技入れるならこっちでもよさそうだが使う場面に恵まれなかった。

竜舞はほぼダイウォール用。タスキを生かして強引に積めるのでHP1耐えてからでダイマすることも何度かあったが裏の先制技やスカーフ持ちに瞬殺されることも多い。この枠はこわいかおや宿木でも良いかもしれない。

一応、最高順位にいた時は竜舞を使っていた。

 

※キョダイマックスについて※

 

キョダイマックスの効果は相手の回避率ダウンなのではりきりと相性がよい……と言いたいが襷持ちだろうがダイマ切ろうが自分及びサンゲキ当てた相手がダイマ終了時まで生き残ってる可能性は高いとは言えない。とはいえ、裏の命中不安解消の補助やダイウォールで凌いでふいうちを必中にするといった動きが出来ること、グラスフィールドで回復されないのでキョダイサンゲキ→ダイスチルで受け出されたザシアンを倒せる(可能性がある)と言った利点もある。

一方、通常ダイマックスの強みは連打時の火力というより、ダメージを受ける順番の違いから、グラスフィールドの回復によって砂で削れたタスキが再生されることにある。これによって仮想敵であるカバルドンに対して明確なアドバンテージになるので基本的にはこちらを推奨。竜舞等を入れず、フルアタで運用する場合も3ターン生き残れる確率がかなり低いので尚のことこっちでOK。また、グラススライダーを採用する場合、ダイマ技としての威力は落ちるが高火力の追撃ができるようになる。

元々、キョダイサンゲキの回避率ダウンからルナアーラの催眠に繋げようと思っていたが勝っても負けても嫌な気持ちになりそうなのでやめた。これはいい子ちゃんぶってる訳ではなくてアップリューのダイマは毎試合気軽に使えるような代物ではないことから、いずれ素催眠をしなければいけない場面が出てしまうことにある。そもそも運ゲー嫌いな癖にはりきり使ってるのが訳分からんけど。

 

🍏選出🍎

 

初手ダイマ要員(グラードンor飛行2匹のどっちかorアップリュー)+残り2人誰か

@2の枠ではザシアンと黒バドの選出率高め。その他、ホウオウと日ネクが並んでた場合は初手にカイオーガを置くこともあった。

 

🍏総括🍎

 

※夢ばっかりではなく、現実的な話も書きます※

 

アップリューは単体で見れば思ったより強かった。

以前のルールでも使っていたが、パッチラゴンが強すぎた為にパーティから外してしまっていたこの子に敵も味方もバケモンしかいない中、ある程度の順位まで連れてこれて嬉しかった。技外しで負けたのは一回切りなので本当に頑張ってくれたと思う。ありがとう。大好き。

その上で主張したいのが「アップリューは中々強いがアップリュー入りの構築は弱い」ということ。

今回、対面構築を使ったこともあり、汎用性の高くない枠にタスキが持ってかれるのはやはりヤバい。対面構築なのにマーシャドーや卍タスキメタモン卍が使えず、相手の積みに対して脆弱性を晒すことになってしまう。対面構築なのに。

この辺はどくびしビークインの時と同じ心情でマイナーポケモンを入れるだけならどうにでもなるが、いざ選出しようとなると取り巻きが割を食うことになる。ビークインの場合は彼女に合わせて周りの型をどくびしとシナジーを作ったり、どくびしがないとどうしようもない相手を作ることで無理矢理選出理由を作るといった勝ちから遠ざかる歪みが発生していた。今回はそれとはベクトル違いではあるが、単純にタスキがないのが辛かった。

そして再戦時、ほぼ一方的に不利になる問題。これは剣盾の過疎化と併せて、現ルールが今までのランクマよりも使えるポケモンが実質的に制限されてる環境なので相手はりんごちゃんで簡単に個人特定出来てしまう。

一例として、ラス1アップリューVS砂ダメの入った黒バドで突然スカーフトリックが飛んできたりと思わず吹き出すようなものもあった。まあこれだけならふいうちを認知されていたというだけの話かもしれないが、型の特定は目立つポケモンのみならず、周りのポケモンに飛び火することは言うまでもない。

こちらのザシアンに対して「はいはい、君はみがわりね」みたいなノリでディアルガが初動からダイアタックを撃ち込んできたり(HD個体に対してのメタ行動とも言えるが後半明らかにこの動きが増えた)ルギアがノータイムでだいちのちからを押してくるような行動が目についた。そりゃ変なポケモンがいたら記憶に残るに決まってる。

こっちは再戦かも分からないし(メモしとけカス)なんなら再戦じゃないのにTNと🍏で特定されている訳だがこの辺まで疑い出すともうキリがないし生産性もないので仕方ない。型共有自体は賛否あるが「勝つ為の努力」としてみたら責められるものではない。私は現環境の対戦を語り合える友人がおらず、情報収集という勝つ為の努力を怠っており、敗者側である自分が勤勉な強者を非難する権利はないとも思ってる。ただ一言。わりぃ、やっぱつれぇわ。

 

こんな色々とつらい環境の中、一緒に頑張ってきたからこそ得られたモノもあると信じてる。

どくびしビークインNTRれて以来(外野から見ればBSSだろうが)もう恋なんてしないと決めていた。でも今はこの子に隣にいてほしい。強くなくたっていいから、他の誰のところにも行かないでほしい。

 

アップリューちゃんに一言。

私はあなたを見捨てない。だからあなたも私を見捨てないで。

 

ここまで見てくれた方にも感謝と共に一言。

 

イオナ

気持ち悪いは

褒め言葉

 

TN Baggi

 

動画

Q 本当に戦えるのぉ?

A これで判断して下さい

 

 

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上品で大人が楽しめるような味わい深いゆっくり実況を目指していますので応援してもらえると嬉しいけどマイナーな実況者を今から応援してくれる人なんていないだろうな……(チラッ)

 

https://m.youtube.com/watch?v=d22irumhQX0&feature=youtu.be

 

ビークインと私の半生 第一部 トイレで出会った女王様

 

はじめに

 

私はビークインに思いを寄せている。

 

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美しさと格好良さの両立という面ではビークインに敵うポケモンはいないと思っている。しかもかわいい。ビークインしかかたん。おしむらくは対戦勢の目線で見た場合、環境に蔓延るポケモンたちでビークインが敵うのはむさ苦しい草の生えたゴリラだけというところである。

 

私がビークインを好きな理由は「女王」という立場や部下に指示を行い集団で戦う設定上の戦闘スタイル、かなり似ているジオングを筆頭にモビルアーマーのような重厚感に惹かれたから✨

 

といったことが挙げられるがそのどれもが後付けのように思える。何故なら、DP発売当時にクソガキだった自分が、何かを好きになることに理由なんて一々考えている程、理知的かつ詩的な感性を持っている訳がないからだ。子供の好きなんてものは大体が何となくであることを私は職歴上わかっているつもりだ。あくまでつもりなのは実際の子供らは自分の予想を常に大幅に上回るか下回るかばかりで中々手強い生き物だからである。こんな面白くて厄介な子供という生き物が私はキライだ。

 

ただ、中途半端に賢しい子供だった自分は照れ隠しとしてこれらの尤もらしい言い訳を用意した。何ともまあ微笑ましい話ではあるが数十年たった今もその理由を引き続き言い訳に用いているのは少々笑えないことである。年齢ばかり嵩む一方でいつまでも悪い意味で子供の頃と本質が変わらないのが私が私自身を嫌いな所以だ。

 

また、当怪文書は私の過去犯してきた過ちを懺悔する場所であり、今まで書いてきた3桁構築紹介とは違ってビークインやそれらを取り巻く環境を下手に擁護せず、客観的な観点からボコボコに叩くこともあることは最初に断っておく必要がある。

 

私はまがいなりにもギリ対戦勢と呼べるくらいの戦績を取っていた(時期もある)のでビークインを擁護するのはどう足掻いても無茶があるし、自分が戦ってきた方、今現在戦っている方に対しても失礼であると考えているのでその辺はご了承頂きたい。

 

ビークインを叩く回は事前に注意書きをするので
一般的な意味でのビークイン好きは閲覧を控えることを推奨させて頂く。そしてどうかそのまま絶対対戦でビークインを使おうとはしないで欲しい。

 

ビークインを対戦目線で検索するとそのうち高確率で私の構築記事がヒットしてしまうらしいのだ。二度とこんなところに戻ってこない為にも楽しくランクマを遊ぶためにもビークインを使おうとなんて絶対決してどんなことがあっても思ってはならない。深い悲しみに囚われた哀れな犠牲者を出させないことが私に出来る最大限の罪滅ぼしである。

 

 

前置きはこれくらい。私は前置きの長い文章が嫌いだが、この長い前置きが霞む程、全体の本文がクソ長いので大した問題ではないだろう。一応、今みたいに話の主題から逸れた書きたいから書いただけの文章は青文字で表示しておくのでビークインについてだけ知りたい方は読み飛ばして頂いて構わない。

 

 

第一部 トイレで出会った女王様

攻略中に甘い香りのする木から虫を乱獲していた私はミツハニーの♀を入手することが出来ていた。赤いおでこがキュートなこのポケモンとの出会いが私の人生を狂わせることになる。

 

「嘘乙wwwそんな面倒なことこどもがするかよwww」というコメントが脳内をよぎったので私が虫好きであることやその理由を書かせて頂く。


私の虫好きは遠い昔、虫取り少年であった父との虫取りや半ば強制的にやらされていたムシキングに由来する。私は他のクソガキよりもずっとムシバトルが強かった。それもその筈、ショボい負け方をしたら殴られたりしていた……ような記憶もあるが定かではない。ネチネチ説教はされていたので英才教育(虫)を受けていたことには間違いない。

 

軍隊のような厳しい訓練はムシバトルの練度だけでなく、私の心を荒ませ、狡猾さを開花させた。邪悪なクソガキであった私は他の善良なクソガキどもを巧みなジャンケン捌きで出し抜き続けた結果、ムシキングに関しては都大会のベスト8だかに入るくらいの実力を持つに至る。

 

当時、都会の男児ムシキングをやっていない子は殆どいなかった。なんなら女子でも結構やっていたので競技人口から見た倍率の高さで言えばこの実績は名門大学すら余裕でパスできるレベルのものだが生憎、この実績が未来で役に立った記憶もあんまり無い。将来的にみれば無駄なことに随分とまぁ時間とお金と体力を費やしたものである。ここまで頑張ったこに履歴書にムシキングの文字を書けないのは何とも世知辛い話である。

 

ちなみにハスタートノコギリクワガタを使って大会優勝したり、どっかのイベントで200虫相手にハスノコで三連勝を決めて(舐めプではなく200ムシが入ったケースを家に忘れて制限大会用のカードしか手元になかった)イベント限定のマンディを手に入れた。

 

私は恐らく、というか実績だけならほぼ間違いなく世界最強のハスタートノコギリ使いとなったのだ。この「マイナーなもので世界最強になる」という考え方は実力がそこそこあっても世界一には届かない私が、少しでも自分を大きく見せる為に編み出した「見栄」である。このコスい考え方は今でも続いている。誰も望んで無いイタい子供からイタイ大人へのステップアップ。若気の至りはあと何年続くのだろうか。

 

お気づきだろうが、ここまでの文章殆どが蛇足である。だが、私は自慢すること、もとい褒めてもらうことが好きなのでどうか許してほしい。というかビークイン5割くらい選出して3桁取った時も対して褒められた覚えないんだけど正直カバギャラ軸で200位取るよりずっと大変だったのにその時の方が賞賛浴びた気がするんだけどこれマジでなんなのどうなってるのか誰か説明して欲しいのだけど

 

そんな具合で今でこそクソめんどいシステムとしか思わないが、あまいかおりのする木にむしポケモン(例外あり)が集まってくるのは虫好きな私の心を鷲掴みにしていた。そうやって虫を取っているうちにミツハニーの♀も鷲掴みにしていた。


当時の私は俗に言うクソガキではあるが、ワガママを言うことの少ないような、所謂いい子ちゃんでもあった為、ゲームをする時間は毎日決められたものを守っていた。それはのめり込むようにハマっていたダイヤモンドでも同じことである。ただ、このビークインの存在が私に親との約束を破り、嘘をついた不良者としての烙印を押すことになる。

 

ビークインの存在については攻略本伝に知っており、その進化レベルも私は把握していた。時計を見るといつもなら寝る時間。「そろそろ寝るよー」と親の声。手元にはレベル20のミツハニー。寒い日だと言うのに冷たい汗が背筋を伝う。

 


考えるより前に私は叫んだ。


「ト イ レ !」

 

パジャマにポケットがなかったので袖の下に無理矢理DSを隠し、親の返事も待たずに狭い家の中を走り出す私。年端もいかぬクソガキがトイレに年端もいかぬミツハニー(♀)を連れ込む事案が発生。狭い便所の中、ヤることと言ったらレから始まるアレしかない。

 

レべリングだ。

 

しかし焦りに焦ってかかぜおこしを撃つ場面で間違えてあまいかおりを押したり、ちょうどいい狩場が分からず非効率なコイキング狩りを始めようとする始末。親から「遅すぎる!」と声が聞こえた辺りでギブアップ、勿体ない症の私でも流石に危機感を覚え、虎の子ふしぎなアメを投与し進化が始まる。はやくして欲しいような、ずっと眺めて待っていたいようなこの時の焦りと高揚感は今でも覚えている。

 

「びぷびぷび!」

 

特徴的な鳴き声と独特な動きをする女王様をトイレで汗ダラッダラで食い入るように眺める私。いろんな意味で凄まじいプレッシャーを受けたファーストコンタクトであった。この時の私は側からみれば私はただの変態だったのは言うまでもない。

 

「さっきからカチカチなってるの気づいてるからね!早く寝なさい!」

 

聞こえる親の怒号。

 

ダイパのレポートはおっそいことで有名だがこの時は平時の何倍も遅く感じた。言うまでもなく、寝る前のトイレというデイリータスクを達成することなく、急いで飛び出した私明日からビークインを使うことへの楽しみとじわじわ攻めてくる尿意で悶々としながら夜を過ごすのであった。これが私とビークインとの出会いである。


第一部完。


ビークインのとくせいがプレッシャーの理由は世界で私だけが知っている。

【剣盾S23使用構築】激ハメ3Pムゲンクイン【最終830位】

 

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「闘うことって 生きることでしょう?」

 

みなさんこんにちは。底辺投稿者はなばちです。

ダイマ無し伝説環境も最後の1ヶ月になりましたが、ようやっと相棒のビークインと伝説環境でHOMEに掲載される程度の順位まで辿り着くことが出来たので、思い出に記事を残しておこうと思います。

 

構築名は3匹のプレッシャー(P)ポケモンを採用し、どくびしや積み技、やどみが等でハメていくことが主戦法なことから命名したので如何わしい意味はありません。多分。

 

全体的な勝率は悲惨そのものですが、5桁にいる段階でムゲンダイナ軸に変えて、50試合程(一度700位から溶かして結局計75試合前後)でここまで来ることが出来たのでポテンシャルは低くないと思います。変なことばかりするお陰か、相手の順位に勝率があまり左右されないのでもう少し頑張れた気もしますが、試合が長引きがちで急所が辛く、精神的限界を迎えてしまいました。安定の無能。

 

一応証拠

 

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【構築経緯】

 

ビークインを使って勝つこと」

 

いつものやつですね。

 

この項目がこの程度の順位の記事に必要かどうかは甚だ疑問ですが、ある程度の順位を目指して対戦する以上、筆記事項だと思いました。

 

あまり良い言い方ではないですが、技も大量に没収され、耐性・火力・素早さ全てが足りないビークインを漫然と使うだけでは勝ちに繋がりません。

その為、一回の行動で後続が詰める範囲を広げることの出来るどくびしを採用し、裏のポケモンで詰めていくことを勝ち筋としました。

 

禁伝枠は一般ポケモンに強く、単騎で高い詰め性能を持つムゲンダイナに落ち着きました。あとは

 

・ムゲンダイナと相性が良いテッカグヤ

・ザシアン受け件、草誘導要員のヌオー

・黒バドやサンダーを何とかするバンギラス

・Gダルマに後出し出来、色々誤魔化せるスイクン

 

この順番でパーティが固まりました。みずタイプが2体いるのは、現環境でほぼ唯一ビークインが明確な有利を取れて且つ、どくびしの通るゴリランダーを誘導する意図もあります。

 

バンギラス以外のポケモン全てが回復ソースを持つので、どくびしとのシナジーは高めですが、後ろ向きなパーティな為、全体的に足が遅いです。相手に一貫を作らせない立ち回りが肝要です。

 

また、差別化は極力意識していますが、勝つことだけが目的ならビークインの枠は他のポケモンを入れた方がいいことは言うまでもありません。女王様特有の利点も無いわけではありませんが、状況が相当限定されるので総合力で確実に劣ります。なので「ここドヒドイデペンドラーにした方が順位盛れますよ」的な話は事実かどうかはさておき、どうかご容赦頂けると幸いです。

 

個別紹介

 

ビークイン 

 

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プレッシャー 生意気Hbd  @イバンのみ

177(252) -100- 141(148) -×- 149(108) 42

 

とんぼがえり どくびし ねむる こらえる

 

※大分特殊なポケモンなのでこのポケモンだけ解説が長くなりますがお許しください。

 

世界に何匹いるか分からない、コンペボール入り証付きビークインです(だからどうした)。環境的にはB特化の方が使いやすそうですが、ポリ2のDLが煩わしいのでB<Dで使いました。Sは後手とんぼの為に下降補正をかけています。

 

基本的に伝説無しダイマ環境のものと同様ですが、どくどくが通るか否かが相手の知識依存なこと、一番撃ちたいカバルドンラグラージの採用率が落ちたことから思い切ってどくどくを捨て、仕事を終えた後にTODで数的不利を取ることの無いようにねむるを入れました。

 

結果的に頭のおかしい構成になってしまいましたが、ランクマでビークイン使って真面目と言い張ってる時点で最初から頭おかしいと知人に言われたので別段問題ではなさそうです。一応、後手とんぼであくびループを切る動きは顕在です。

 

どくびしを撒くことが出来れば後述のムゲンダイナで突破できないポリゴン2やラッキー、スイクンで倒せないトリトドンなどを誤魔化すことができ、耐久系積み技を使った後の急所ガチャ回数を大きく減らせるので裏の安定感が上がります。

 

また、素でねむるには耐久指数的が全く足りてませんが、プレッシャーで相手のPPを削り、こだわり持ちを流す働きも何回か出来ました。

 

良い事ばかり書いたものの、やはり性能がどくびしに依存していること、裏のポケモン単体でサイクルや詰めを行えるので、単体性能の低いビークインの選出率は以前より落ちました。

 

それでも、4〜5試合に一回くらいは出せたこと、ビークインを出した時の勝率は全体的な勝率より多分高いのでパーティに必要な存在であったことは間違いないと思います。

 

対戦には全く関係ありませんが、おねむなビークインが寝ている姿に荒んだ心が癒されました。今期もありがとう。大好き。

 

選出率5位

 

 

ムゲンダイナ 

 

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243(220)- × -146(244)-166(4)-116(4)-170(36)

 

ダイマ砲 マジフレ コスパ じこさいせい  

 

 

机上論最強に近いポケモン努力値調整はこちらの構築記事をパクらせて頂きました。ムゲンダイナ以外にも取り巻きや立ち回りの面で参考にさせて頂きました(転載許可は頂いております)

 

http://aimaru4218.livedoor.blog/archives/27374695.html

ムゲンダイナをラスト1週間で初めて使った自分がある程度勝つことが出来たのは、元の構築の完成度が高いからだと断言できます。それくらい強かった。

 

参考元との違いはどく抜きコスモパワーを採用したことです。毒技を入れるとビークインの存在意義が相当危ぶまれてしまうので採用は見送りました。

 

雑に強く、対面から多くの相手を起点に出来るのは勿論、先んじて積むことで更に多くの相手を詰ませられる性能に惚れ込んで使っていました。

 

みがわりが欲しい場面が多々ありましたが、何を切っていいのか分かりませんでした。無振りでもダイマックス砲がそれなりの火力なので、マジカルフレイム1ウェポン型よりはサイクルで優位に立ちやすいので自分にはこれがあっていたかなと思います。積まなくてもテッカグヤとのサイクルが強かった(小並感)

 

この型の特筆すべき点は耐久ダイナでありながら、眼鏡やわるだくみを持っていないゴチルゼルを一応誤魔化せるところで、こちらも積んだりマジフレを入れることで相手の全積みアシパをくろいヘドロの回復が追いつくところまで持っていけます。まあ上手い人は急所に当ててくるのでぶっちゃけ勝てませんが……

 

選出率1位

 

 

テッカグヤ

 

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ヘビーボンバー やどりぎ みがわり まもる

 

204(252) -122(4) -135(92) - × -149(116)- 87(44)

 

7世代から愛用していた慎重カグヤです。GTSでチャンチーと交換してもらった個体なので、努力値調整の意図はいまいち分かりませんが(致命傷)、特殊に硬めで物理も耐性でそこそこ受けられ、大体のS↑以外のカグヤより早くていい感じでした。

 

初手ランドロスを誘いやすいので、先発に置いているといきなりやどみがを始められる点がかなり強かったです。ランドレヒレザシアンみたいな選出はみがわりやまもるでトリックさえ警戒していれば、大体この子が何とかしてくれました。

 

 D振りが生きる場面が多く、半端な不一致弱点は気にせずにやどみがでハメたり、トリトドン等のねっとうに対してみがわりを残すことができます。

 

また物理方面も、不一致イカサマでみがわりが割れない程度には固いです。マンムーがやや重めでBに厚く振りたい場面もありましたが、実はムゲンダイナが対面からコスモパワーで起点に出来るので、不特定多数に有利なD振りでよかったかなと思います。

 

選出率2位

 

ヌオー

 

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天然 腕白HB特化 @ゴツゴツメット

(画像はのんきですが、無振りGヤドキングを抜けるようにミントで腕白にしています )

 

202(252) -105- 150(252) × 86(4) -55

 

じしん どくどく ドわすれ じこさいせい

 

ザシアン受け兼地面枠。普通のHB特化ヌオーにドわすれをぶっ込みました。たくわえるでない理由は速攻性を意識したことやヌオーに後出しされる物理(ウオノラゴンやゴリランダー、ウーラオス)がたくわえるを積んだところでどのみち受からないことからドわすれを選びました。

 

無振りサンダーの暴風がちょうど半分くらいなので対面からドわすれを積めば受けられます。というのは数値上の話で実際は混乱自傷や急所で対策される場合が殆どなので、あくまで一応対策できる程度の認識。

 

流し際に積む事で等倍の攻撃なら大体受かるようになり、眼鏡以外のムゲンダイナなども止められました。4倍でもクレセリアのエナボやランドロスくさむすび位なら誤魔化すことが出来、勝ちを拾える場面があるので急所を考えなければ中々強いと思います。一応ゴチルゼル相手にもドわすれを積んで、寝ている間にじしんを一度でも急所に当てれば勝てますが全敗しました。

 

ドわすれのことばっかり言及してますが、ザシアン受けとしては勿論、ビークインが環境で唯一有利(本当に?)を取れるゴリランダーを誘導できる観点から見ても構築に必須のポケモンでした。ゴリラ入りザシアン軸にはビークイン+ヌオー+何かとかいう悪ふざけみたいな選出を頻繁にしてました。

 

 

バンギラス

 

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すなおこし 意地hAd  @とつげきチョッキ

 

195(156)- 204(252) - 131(4) - × - 132(92) - 82(4)

 

ロクブラ かみくだく じしん ばかぢから

 

黒バド受け。黒バド入りとたまにいるズガドーンが見えて時くらいしか出せませんでしたが、半分くらい勝てたのでまあ十分かなって印象です。特殊方面に厚くしたかったので D>Bとなるように努力値を振った後、チョッキで補強しました。

 

他の黒バド受けで思いつくブラッキーではヒードランが辛く、ヒードランに打点のあるボーンラッシュ入りバルジーナはこれ以上電気弱点を入れたくないということから結局バンギラスに落ち着きました。テッカグヤやヌオーとサイクルを組む際、砂のスリップダメージがいい感じ。

 

結構反省点の多い枠で、かみくだくの枠をイカサマにするか、じしんかばかぢからのどちらかを氷技にしてランドロスへのマトモな打点を持たせるべきでした。

 

このポケモンだけ回復ソースがない為、チョッキを脱ぎ捨ててねむる型の採用も考えましたが、使いこなせる気がしなかったので、選出する際は手早く相手を倒し切ることを意識して技を選びました。

 

選出率6位

 

 

スイクン

 

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プレッシャー 図太いHB特化 @カゴのみ

 

207(252)- × - 183(252)- 110 - 136(4) - 105

 

ねっとう めいそう ねむる ほえる

 

※最終日以前はほえるの枠をじんつうりきで使っていたのでそちらも併せて記載します。

 

普通のHBスイクン。ほえるの枠はPPが多く、ドヒドイデやムゲンダイナ、水ウーラオス等への処理速度が早まり、水無効特性にも通ることからじんつうりきも採用していました。まず考慮されない技なので普通に強い。

 

吠えるを入れたのはみがわり持ちや積んだ相手を流す手段が欲しかったのもそうですが、水無効相手への打点を無くすことで否が応でもビークインを選出しなければいけなくすることで、自分を追い込む二つの目的がありました。

 

前者の目的はともかく、それでもビークインを出さずにTOD狙いで取り巻きを削ってからトリトドン相手にねむり続けるみたいなこともしてたので、後者についてはイマイチだったかもしれません。

 

この子については1500位くらいまでミントを使い忘れていたせいでBに下降補正が掛かっており、折角瞑想5積みの状態だったのにザシアンのじゃれつくが6割以上入って吹き飛ぶとかいう結構笑えないミスをやらかしていました。さみしがりなスイクンはギャップがあって可愛いと思います(言い訳)

 

 

選出率4位

 

 

また、スイクンの枠は最終日だけ対戦時間を考慮してゴリ霧中Gヒヒダルマを入れてました。出したのは4回くらいなのでメインはスイクンの方を記載しますがこちらもメモ程度に。

 

陽気 AS252 D4  @こだわりスカーフ

 

つららおとし じしん いわなだれ とんぼがえり

 

炎打点がないこと以外は普通のダルマです。いわなだれはホウオウを手早く処理する為に採用しました。HB特化だと2割で耐えるらしいですが、エッジを採用する度胸は私にはありません。

 

実戦では高順位のホウオウ使いと当たり、引くだろうと思ってとんぼを押したものの普通に突っ張られました。交換ケアの可能性もありますが、2サイクル目でも突っ込んで来たので警戒されてないor岩打点持ちダルマは切っているのかもしれません。

 

択が発生しまくる難しいポケモンでしたが、無振りビークインの倍くらい火力が出るとんぼがえりが強かったです。

 

⭐︎全体像(スイクンのみ掲載)⭐︎

 

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【選出パターン】

 

⭐︎どくびしを撒きたい場合⭐︎

 

ビークイン+ムゲンダイナ+@1

 

 

⭐︎対ザシアン⭐︎

 

ムゲンダイナ+テッカグヤ+ヌオー

 

ナットレイ・草・毒以外の草入りザシアン軸

ビークイン+ムゲンダイナ+ヌオー

 

 

⭐︎対黒バド⭐︎

 

バンギラステッカグヤ+@1

 

テッカグヤはたべのこし込みで大体の場合アストラルビットを2耐え出来るので突っ張ることも多かったです。わるだくみを積まれると引くしかないですが、交換読みリーフストームを撃たれる場面も多く、ヘビボンで半分くらい削れるので強気に行っていいと思います。

 

 

⭐︎対ムゲンダイナ⭐︎

 

ムゲンダイナ+テッカグヤ+@1

 

 

⭐︎受けループっぽいやつ⭐︎

 

ムゲンダイナ+テッカグヤビークインorスイクン

 

大まかにはこんな感じ。ぶっちゃけ決まった選出は特になく、通りの良いものから選びました。使いやすく強いムゲンダイナとテッカグヤは優先して出すようにしました。

 

 

⭐︎重いポケモン⭐︎

 

まもるヒードラン つらい。

 

瞑想orわるだくみGヤドキング ツライ。

 

ゼクロム&キュレム 辛い。

 

ゴチルゼル 勝てる手段ある程度用意してるけど、お互いに急所ガチャになるから実質不利です。

 

ボルトロス ヌオーにボルチェンやでんじはを撃つ人とくさむすび撃つ人が半々でどうすればいいのか詰めきれなかった。でんじはや草打点のある電気全般がしんどいです。

 

麻痺撒きサンダー 接触する機会が減ってその点のストレスはだいぶ減ったけど万能すぎて普通に手強い相手。でんじはあるともう無理。

 

急所太郎 5回以内に当てるのだけはやめて。

 

 

【課題】

 

構築全般の課題としてかなり足が遅いです。サイクルを回せる内は大して問題にならないものの、相手の構築や立ち回り次第では積み技で上手く誤魔化さないと相手の速いポケモンの一貫が出来てしまい、そのうち瓦解します。

 

そんなこんなで耐久系の積み技に頼りがちで、急所がしんどいです。どくびしを撒くなどして処理速度を早めても当たるときは普通に当たるのでどうしようもないです。明らかに4.17%以上当たっていて辛かった(一度測った時には100回中15回急所ぶち抜かれている)

 

急所云々は流石に下振れただけと割り切れますが、いくらでも運負けできるのに対して、処理速度は一般的な受け構築よりは早めなものの、初動が遅く、ほぼ運勝ち出来ない構築であることは事実です。

 

それなりに独創的な構築が出来たつもりですが、この辺が割と致命的な欠陥なので、総合評価としてはなんかへんなやつ止まりでしょうね。余談ですが、構築内でカゴのみを取り合うという珍事が発生していました。ビークインに回復技返して……

   

 

【見て】

 

動画は面白いものを作っている自信があります。自分で自信を持てないものを、お人様にお出しするなんて以ての外だと思ってます。ビークインとガチ対戦で頑張る動画です(ゆっくり音声&下ネタ注意)

 

冠ルール

https://m.youtube.com/watch?v=5S0AW2QZU7k

 

 

伝説ダイマあり環境

https://m.youtube.com/watch?v=nj1i7f-LiOo

 

BDSP

https://m.youtube.com/watch?v=74yt-Hv-wmo

 

つまらなかったら「クッソおもんな💩」とでも書き込んで頂いて結構です。とりあえず一回見て(血涙)

 

また、近日中に剣盾環境でのビークインを語る動画を出します。ビークインの置かれている現状を多くの人に知ってほしい。自分にしか作れない動画で思いの丈を吐き出したいと思います。

 

 

【最後に】

 

ビークインを伝説環境で3桁以内に載せる」という目的自体は達成出来たものの、義務感で対戦をしていたこと、受け寄りなことから半泣きで相手の祈りプレイングが通らないようにお祈りしていたことから、登山のようなしんどさを感じました。

 

ただ、好きな耐久積み技とどくびしを併せられたのは楽しかったです。前半は黒バド、中盤はザシアンを使っていましたが、もっと早く受け寄りの構築に適性があるムゲンダイナに切り替えるべきでした。

 

一番の後悔は最終日すぐに切り上げてしまったことです。心のどこかで自分及びビークインにはここが限界だと決めつけてしまい、保身に走ってしまいました。だから今回の結果は責められることがあっても、褒められるようなものではありません。次があれば徹底的に苦しみ抜いて、無心で上を目指そうと思います。

 

ここまでご拝読ありがとうございました。ここまで読んでくれたみんなもビークインと同じくらい大好きです!

 

【剣盾S19使用構築】 古代女王恐竜クイン(どくびしビークイン+チョッキパッチラゴン)【最終652位】

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【はじめに】

 

「尽くすベストに上限はない。ただひたすらに勝つ為の努力を惜しんではならないのである」

 

一応証拠

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みなさんこんにちは。底辺投稿者のはなばちです。今期も相棒のビークインと3桁順位に入れたので記事にしようと思い立った次第です。

前回から大幅にパーティ変更をした訳ではありませんが、メモ兼自分への戒めと今回は「ビークインで3桁wwwたまたま上振れただけやろwww」という意見を頂いていたので、相棒の存在証明の意を兼ねて再度真剣勝負に打ち込んで参りました。

今期は50試合前後しか出来ませんでしたが、その中で7割以上の勝率を出すことができました。まあ勝率が高いのは対戦回数がクソザコなのも理由ですが、立ち回りも構築もある程度洗練されてきたのかなぁ〜と思う一方でラム剣舞ランドにあっさり3タテされたりしているド素人なので生暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。

 

あとそろそろビークインの人って言われたい。

ダメですか? ダメですね。

 

 

【構築経緯】

 

ビークインを出す、そして勝つ」

 

このスローガンは前回以前と何ら変わりません。 ただ、このポケモンが全く使われていないのにはそれ相応の理由があるので役割が曖昧だと選出出来る場面が一生来ません。なので、少ない行動回数でも明確な意義を持たせることができるどくびしを今回も採用しています。これがこの構築の出発点。そろそろどくびしビークイン飽きたとか言わないで。

ビークインは同じどくびし要因として有力なドヒドイデのように本格的なサイクル介入は出来ないので、どくびしを撒いた後に単騎で詰めれる性能があるポケモンを入れる必要があるのでどくびしと相性の良いみがわりを強く突きつけられる、クレセリアエルフーンは前回の構築から型を変えずに続投。

またクレセリアの苦手な悪ウーラオスの選出を牽制し、クレセリアが基本有利な原種サンダーの選出を誘導させるガラルサンダー、ミミッキュウツロイド、受け構築への崩し手段としてドリュウズも型を少し変えて連投しています。

ここまでのポケモンだとウツロカグヤの並びが死ぬほど重く、でんじはでダイマックスをしたガラルサンダーが3ターン麻痺し続けたので、麻痺しない上にこの並びを単騎で崩すことのできるパッチラゴンを採用して一応の完成としました。突貫工事で突っ込んだ恐竜ですが、想像以上の働きをしてくれたのでこれで正解だったかなと思います。

 

 

【単体考察】

 

ビークイン NN アリス

 

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(画像はキンケハラナガツチバチのメスでミツバチではありません)

 

慎重Hbd振り分け プレッシャー @イバンのみ

 

とんぼがえり どくどく どくびし こらえる

 

177(252)-100- 141(148)-×- 149(108)-60

 

構築の原点。外すという選択肢はありません(二回目)何がなんでも使い続けます。

このポケモンの役割は構築経緯の項にあるように先発からどくびしを展開し、裏のエースとなるポケモンを通す布石を作ることです。この世の終わりみたいな耐性ですが耐久力は低くなく、何とあの600族であるサザンドラと同じくらいあります。Sの低さもカバルドンラグラージのあくびループを切れる地面無効枠として有効に働かせます。

物理なら陽気ウオノラゴンのエラがみ、特殊なら無振りサンダーのダイジェットや特化ラプラスのキョダイセンリツくらいは耐えられるのである程度の安定感は持っています。イバンのみと合わせて何とか確保した1〜2回の行動に魂を込めます。

他の優秀などくびしポケモンとの差別化について気になるという方はこちらをご覧になってください。

https://hanabati.hatenablog.com/entry/2021/07/02/122556

この型のビークインを使いすぎた所為か、出せないと不安になるくらい(実際ビークインを出せない試合の方が落としていた)脳がどくびしや先発ビークインに毒されています。この子を出せない時の対応は下の項で触れていきます。

ただ、今期はやたらウツロイドと当たってしまい、出せない場面が多くあったので体感選出率は5割程度に落ちてしまったことが大きな悩みです。それでも無理矢理出して何もできずに落ちたり、絶好の起点として積まれまくることは減ったのでビークインを出したいが為に勝ち筋を潰してしまうみたいな情けないことは前期より減りました。

 

 

クレセリア NN ルーネイト

 

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図太いHBぶっぱ ふゆう @アッキのみ

 

アシパ めいそう つきのひかり みがわり

 

227(252)- × - 189(252)- 96(4)- 150 - 105

 

個人的最強ポケモン。という認識は前回と同じですが、上位でどくびしドヒドイデクレセリアの受けが流行った影響でどくびしを撒いた瞬間に「あぁ、裏クレセね」みたいにバレることが以前より増えたことを肌で感じました。ビークインと同時選出しないにしても、何となくこのポケモンで勝てる試合はS18よりずっと減ったことは間違いないです。

それでも、どくびしとみがわりを事前に展開することで剣舞ミミッキュですら何とかなってしまったのでやっぱり本構築の重鎮として恥じない働きを見せてくれてました。というのもあるし、クレセリアを出さないと選出のパワーが足りないことが多いです。あと初手ダイマ選出をしない限り、この子にダイマを切る場面が割とありました。めいそうの回数が足りないとアシストパワーの火力が出ないので、その隙に積んでくる相手を無理矢理圧殺する感じですね。割と想定外の打撃になることも多かったようで、余りをCに振り直したのは正解かなと思いました(多分誤差レベルだけど)

余談ですが、スカーフウーラオスのれいパン連打で凍らされたり急所に当たられたりで、いい年した大人が夜中に本気で泣きながら命乞いをしました。

何回も殴られればまあ仕方ないってなりますが、この対面だと、後手から1発れいパンを耐えるみがわりを置けるのでどうにでもなると思ってました。でもその認識が甘かった。

ひたすら殴られ続けました。アッキ発動後は1発20ダメージ程度しか受けません。それでもいつまで経っても治らず、クレセリアの体力が赤になったところで涙腺崩壊。真面目に働いて、どうにか時間を見つけて潜っていたつもりですが、人生そのものを否定された気分になりました。結果については触れません。勝ったかもしれないし、負けたかもしれない。それだけ。

泣きたきゃ泣けばいい!でもね!泣いたって何も解決しない!

 

 

エルフーン NN わたぼう

 

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穏やかhbd   いたずらごころ @たべのこし

 

ムンフォ やどりぎ コットンガード みがわり

 

145 (76) - × - 128 (180) - 97-  139 (252)  - 136

 

Dにも振ったエルフーンです。レヒレやポリ2に対して対面やどりぎがある程度安定したり、多くのサンダー等でんきタイプのボルチェンをみがわりが耐えることで非常に鬱陶しい活躍ができます。

ただ鉢巻ウオノラゴンに後出ししたら一撃で吹き飛んだり、ダイマミミッキュに安定しなかったりでBに振らてればなぁって思う場面も多くありました。それでもB振り個体を用意する時間がなかったので最後まで使っていました。

どくびしからの積ませは強いものの、やどりぎを撃つときに心拍数が凄まじかったのでテッカグヤナットレイのような耐久力に余裕のあるポケモンを使った方が良かったかもしれません。ただクレセリアを通す上で悪ウーラオスに有利寄りなのはエルフーンの良さだと思います。ならウーラオス抜けるところまでS振れよ。ポケモン舐めてんの?

 

 

ドリュウズ NN ずんぺ

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陽気AS   かたやぶり  @きあいのタスキ 

 

じしん アイアンヘッド 岩技 つるぎのまい

 

185 - 187(252)- 80 - × - 86(4)- 154(252)

 

ダイマックスに性能を依存しない、電気無効のタスキ持ちとしてマンムーと交互に使った結果、最終的には前回と同じくドリュウズに落ち着きました。意地ミミッキュを抜けることや剣舞から受けを強引に崩せるところがやはり優秀でした。

技欄のところの岩技って何やねんって話ですが、元々がんせきふうじを使っていたところ高威力のダイロックを撃ちたい場面が多くありました。ただ、どういう訳かロックブラストやいわなだれに入れ替えた途端に一度も岩技を撃つ場面が来なくなり、何て書けばいいか分からなかったです。

剣舞のおかげで拾えた試合も多かったのでステロが欲しいとは思いませんでしたが、私が交代読み剣舞で崩しを行う中、適当にドリルスパーン!で解決されて来たことを思い出して虚しくなりました。

テッカグヤ辺りが重いなら素直にダイアタックにもなるつのドリルを入れるべきだと思います。試行回数の稼げない一撃必殺はやられた人がかわいそう!自分がやられる立場になれ!なんて思っているので私は絶対に採用しませんが、綺麗事で勝率上げられるんなら誰も苦労しません。所詮雑魚の戯言なので無視安定です。

 

 

サンダー(ガラル)NN アルヴァレス

 

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陽気haS   まけんき @じゃくてんほけん

 

らいめいげり     はがねのつばさ

ブレイブバード    ブレイズキック 

 

175(76) -166(164) -111(4) -×- 112(12) - 167(252)

 

今期のガラルサンダー枠。見た目は勿論、好戦的な設定なのに主人公を見て一目散に逃げ出すところとか可愛くてすこなんだ。相棒枠その2と言っていい鳥さんですが一応、悪ウーラオスの牽制という名目で在籍している部分もあります。

ビークインが出せない時に大体初手ダイマで使っていました。以前はとつげきチョッキはがねのつばさの枠をとんぼがえりで運用していましたが、どうせサイクルを何度も回せる構築ではないし、ミミッキュにダイスチル連打で撃ち勝てることからじゃくてんほけんはがねのつばさに変更しました。というのも理由ですが交代読みでとんぼがえりを撃ったのに原種サンダーの後出しせいでんきでバグるのがムカついたのが一番の理由です。

パーティ単位で重いドラパルトにダイホロウやダイドラグーンどちらを撃たれてもまけんきが発動できるので何度も勝利をもぎ取ってくれました。対ランドロスも同様で先発に置いていれば剣舞の隙を与えないので無理矢理切り返してくれました。原種サンダーのいないパーティには非常に強かったし、黄色い鳥にじゃくてんほけんを持っても厳しいほどに不利を取る点はクレセリアやパッチラゴンがフォローしてくれたので前期よりもずっと活躍させてあげることができました。

あとまけんきって勝つ為に一番必要な気持ちだと思います。それを再認識できました。

 

 

パッチラゴン NN エレキマイラ

 

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(指で描いた)

 

意地hAs   はりきり @とつげきチョッキ

 

でんくち ラクロ じしん つばめがえし

 

181(124) -167(244) -111(4)- × - 91(4) - 112(132)

 

今回のでんき兼チョッキ枠。チョッキポケモンを1匹は入れるのがポリシーなので必ず誰かに持たせています。初手ダイマは勿論、どくびし展開からもよく使いました。この枠は元々カプ・コケコを使っていましたがウツロカグヤに4連続マッチングして全部負けたので麻痺せずにこの2匹を崩せるポケモンとして採用しました。1500位から5000位まで溶かした私を救ってくれた恐竜です。出した試合多分全部勝てました。圧倒的なダイマ性能で制圧し、裏をクレセリアエルフーンで詰めるという流れを確立させやすいです。

どくびしの効かない飛んでいるポケモンの多くに強い点もgoodで久しぶりに使ったけど剣盾初期で一番信頼(命中率以外)していたポケモンなだけあってバッチリ期待に応えてくれました。

ほのおのキバではなくじしんを採用したのはGサンダーと役割が被らないようにする為ですが、ダイアースが優位に働く場面が多くて使いやすかったです。ナットレイには勝てなくなってしまうものの、相手視点ほのお技の有無は分からない筈なので困った場面はありませんでした。

30戦した辺りでパーティに組み込んだのでつばめがえしやダイマ以外の攻撃は4回しかしませんでしたが、一回も外さなかったのが本当に偉かったです。恐竜が好きなので久しぶりに使えて楽しかったけど、昔のジェット一回で100族抜きといういつの時代か分からない調整のまま引っ張って来てしまったので、せめてウツロイドあたりまでは抜けるようにするべきでした。いつもそうだけど調整が甘すぎるってそれ一番言われてるから。

 

 

【選出について】

 

⭐︎基本選出⭐︎

 

ビークインクレセリアorエルフーン+誰か

 

いつもの。どくびしからハメを狙います。

 

⭐︎ハメ特化⭐︎

 

ビークインクレセリアエルフーン

 

起点にできそうな相手が多いと思ったら。

 

⭐︎ビークインを出せない時⭐︎

 

パッチラゴンorサンダー+クレセリアorエルフーンドリュウズ

 

大体初手ダイマで逃げ切りを狙います。ウオノラゴンが来そうと思った時にはエルフーンを初手に投げていました。

 

⭐︎ビークインクレセリアも出せない時⭐︎

 

卍適当卍

 

残り4匹から3匹選ぶ(当たり前)この選出をする際はあまりにも不安で首を掻きむしりたくなります。前期はこうなると大体負けてましたが、今回は割と何とかなっているのも気に食わない。

 

似たようなパーティでの対戦動画。選出パターンとかの参考程度に。

https://m.youtube.com/watch?v=5S0AW2QZU7k

 

 

【重いやつ】

 

バレたら嫌なので書きません(屑)

というのは冗談で、何となく読んで頂ければ「あー、こいつ重そうだな」ってなるポケモンは多いと思うし、その予想は多分当たってます。しかもその数が尋常じゃないので厄介なポケモンの種類だけをまとめます。

 

ラム持ち全般

どくが治っちゃう(小並感)。初手ビークインVSカイリューランドロスでどくどくをラムで防がれつつ舞われ場合はこらえる→どくどくで切り返します。外したら降参します。

 

ちょうはつやみがわり持ち

どくびし通らないと尚更。どうにかアタッカー勢で叩き潰さないと厳しいです。先にある程度展開できれば最悪クレセリアダイマしてねじ伏せる動きも視野に。

 

天候持ち

月が……見えねェ……☀️はOK!

 

ゴーストタイプ

霊技の一貫性がアホ。鬼たたドラパルトは誰も勝てないのでたいあり😇ポリゴン2入れたいけど枠が足りません。居座り前提のポケモンが多いのでのろいもしんどいです。

 

ウンゲウンゲ

でんじはや一撃必殺、ひるみに絶対の信頼を置いてるプレイヤーのこと。オーロンゲを指す言葉ではありません。こっちのパーティは運勝ちできる要素に乏しい(ドリュは剣舞からのワンパン狙いやダイマを切りがちなのでお祈りヘディングさせません)のでひたすらやられっぱなし。フラストレーションが溜まりまくります。今回も一応レンタルパーティを残しますが、ご使用の際はその点に留意しておいて下さい。誰もこんな構築使わないって?

 

れいパンジー

ウンゲウンゲ特殊個体。1割のこおりを過信している人があまりにも多かったのでこう呼ぶことにしました。こおりの思考回数を稼がせない為にみがわり入れてるのに1発でキンキンに冷えてやがるのはやめてください。でも今期は2割弱の確率で凍らされていたので相手を責める前にこおり状態になる確率は1割というのを今度しっかり検証してみようと思います。

 

不幸ってね、連鎖するものだと思うの。

 

 

【最後に】

 

今期もビークイン入りの構築で3桁順位を達成できましたが、体裁ばかりを気にして最終日早々に撤退してしまったことが心残りです。どうしてもポケモンHOMEに掲載されるラインである3桁にビークインがいたという事実を作ることに固執しすぎて、純粋な気持ちで対戦を楽しむことができませんでした。

 

あと運ゲーで気を病みました。運は収束する筈ですが、それを待つだけの対戦回数を確保できないので泣き寝入りするしかありません。対戦が苦痛に感じるようになったのも前述のれいパンジーやめいそう6積みクレセリアを見て、珠ぼうふうによる抹殺を目論むプレイヤーに対して言葉にできない多大なストレスを感じるようになってしまったからかもしれません。ゲームしてるというより仕事のノルマをクリアしている感覚があったのも否めません。

 

こっちが受け寄りで運勝ちがほぼ無いのは同じ苦痛を他人に与えなくてよかったと好意的に解釈しておきます。こういう辛い時のメンタルケアが出来るのも強者の条件なんでしょうね。私にはそれが出来ませんでした。

 

それでも2、3桁の実力者とビークインを使っての真剣勝負はココロオドルものがあったし、やりがいみたいなものは確かに感じられました。辛いと感じる場面の方が多かったけど、そういった熱い瞬間があるからこそポケモンは楽しいし、やめられないなと思いました。だからみんなもやめないでくれ。

 

7月は今まで通りですが、来シリーズからは再び禁伝環境になり、言うまでもなくビークインには厳しい3ヶ月になりそうですが、その中でも何とか頑張っていきたいです。禁伝環境で3桁以上を取ったビークインはいない筈なので、そこまで共に駆け上がるのが目標。

 

以前の禁伝環境で頑張るビークインの動画

そろそろ3桁再生くらいされたい🥺

https://m.youtube.com/watch?v=nj1i7f-LiOo

 

 

前回記事と共通した内容がある中、ここまでのご拝読ありがとうございました!最後まで読んでくれた人達もビークインと同じくらい大好きです!

 

当分、構築記事を書くことは無いと思いますが、また縁があればそちらでお会いしましょう。

 

それではまた。

 

【追記】

あとレンタル貼り忘れてたことに今更気付きました😱今世紀最大の阿呆。そういえばウチのメンツで使用率一番高いのはドリュウズの25位で他は30位圏外でした。真剣に考え抜いてこれなのはどこか頭のネジ外れてるかもしれない。

上位30禁止ルールでも、ビークインと一緒だよ😇

 

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ビークインと戦って気づいたこと】

 

少し自分語りをします。ビークインを使うこと、そして勝つことを求め続けた人間がその先に何を見たのかを語ります。今回の構築等には触れません。殆どの人にとってどうでもいい内容なのでここでお別れです。ただ、人に見える形で文章に残しておくことが、一番私自身への戒めになると考えてこの数ヶ月で学んだことを記していきます。

 

私がここまで執念深く、ビークインを使って勝つことや順位に固執して対戦を続けてきたのは「ビークインなんて元から誰も使ってないし、こんな仕打ち(技没収)受けるくらいなら、リストラされてた方がマシじゃん」みたいな意見を多数聞いて、対戦をするものとしてそれを否定できず、悔しい思いをしたからです。しかもそれはアップデートで何も変わらなかった。鎧の孤島や冠の雪原が配信されても、ゲー◯リは育児放棄したまま。何をしたワケでもないのに生みの親にすら見捨てられてしまう以上、こういったポケモンは不必要だという意見が出るのは仕方ないとさえ感じてしまいました。

 

でも、そんなことあっていい筈がない。私はこのポケモンが存在していた証や意義を見出そうと一人で躍起になり、ビークインを選出しても勝てるように2対3で厨ポケと戦う練習をして来ました。全ては勝つ為に。結果を残したければ最低限、これくらいやらなければいけない。弱いとされているポケモンを使ったからって相手が手を抜いてくれる訳じゃない。常に相手を上回っている位の気持ちで挑まなければならない。勝ってビークインの存在証明をしなければならない。

 

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もう心に刻まなきゃいけない・・・!

勝つことが全てだと・・・勝たなきゃゴミ・・・

勝たなければ・・・勝たなければ・・・!

 

たかがゲームだという甘えた考え方を捨て、利根川先生の格言を何百回も自分に言い聞かせて、一番好きなポケモンで勝つ為に尽力しました。差別化という言葉に怯えながらも一番勝ちに近いであろうどくびしを選び、こうげきしれいやぼうぎょしれいといったこのポケモンらしい戦い方を全て切り捨てました。誰に頼まれた訳でもないのに、ビークインで結果を残すことが私に与えられた使命だと考えて来ました。それでこの数ヶ月悩んで、苦しみ抜いて、対戦を続けて来ました。

 

その上で分かったこと。まず、自分の弱さに落胆した。立ち回り、構築だけでなく、肝心な場面で運を引き寄せられないことや時間が上手く作れないこと含めて全部。結局、ビークインを使ったからって順位に何かの補正が掛かる訳でもないし、勝つことを目標として真剣勝負に挑む以上、使っているポケモンの性能は敗者や弱者であることの免罪符にもなりません。そこには2桁にもレート2000にも全く届かない、井の中の蛙がいるだけです。結果も中途半端。相棒が世間的に弱いとされているのであれば、自分がそれ以上に強くなければいけないのに、その境地には辿り着けなかった。この程度の実力で誰かに認められたいだとか、脚光を浴びたいだとか少しでも考えてしまったことが本当に気持ち悪いよ。

 

そして、一番の後悔はどこの誰とも分からない他人の意見や、生みの親に実質的に見捨てられていることで相棒の存在価値を疑ってしまったこと。まとめサイトに私の構築記事が掲載され、順位を馬鹿にされた時はまけんきを発動させ、ビークインの立場と私のちっぽけなプライドを守るために自分の努力で何とか立て直したつもりになってました。でも真に必要なことはそんなことじゃない。

 

私はポケモンというコンテンツで対戦が好きな以上に昔からビークインが好きです。だというのに、対戦のことばかり気にして、私自身が相棒の存在価値を信じてやれなかった。自分が好きでいる。それだけで理由なんて十分だった筈なのに。誰も見てないところで勝っても、存在証明なんて出来るわけがない。私は傲慢で、その上に不自由な傀儡だった。誰でも分かることに、やっと気づいて肩の荷が降りた気がしました。もう順位に固執して、辛い思いをすることもさせることもなくなるんだ。やっと胸中にかかっていた霧が少しだけ晴れました。

 

いい年した大人がゲームに対して2日間で2回も涙を流したことは笑い話にでもしようと思います。「たかがゲームに何マジになってんだw」と言われればそれまでですが、この決して口に出すことのできない、許されざる罪を吐き出したかった。最後まで身勝手でごめんね。

 

私は他の人の上げたビークインの動画が伸びてると嫉妬してしまうくらい本当は大好きなんです。このポケモンのダメージ計算だって間違いなく世界で一番回してる。私のような面倒臭いトレーナーに魅入られてしまったビークインはこの独占欲と我儘な愛をどうか、どうか許してほしい。

 

今度こそこれでオシマイ。ここまで読んでいる人がいるかは分かりませんが駄文によるお目汚し失礼致しました。そしてここまでのご拝読ありがとうございました。本当にありがとう。

 

 

どくびし要員としてのビークイン考察と差別化大全

 

 

【はじめに】

 

皆さんこんにちは。底辺投稿者です。今回はどくびしビークインを使って最終3桁を2シーズン連続で取ることができたので、実戦で通用する、実用性のある型だと自分の中で納得出来たので、私の個人的なメモのようなものを公開しようとます。

少しでもビークインを使う人が増えたらいいなとは思いますが、それと同時によく考えて採用して頂かなければならないなとも思っています。

 

【何でどくびしなの???】

 

ビークインというポケモンは独自性に溢れていたポケモンです。強いか弱いかは別として、プレッシャーを活かしてぼうぎょしれいや回復技で粘ったり、きんちょうかんと回復技で毒殺を狙ったり、おいかぜからがむしゃらやみちづれを狙ったりと色々な動きが出来ました。でも8世代では上に挙げた型は全部出来なくなりました。

 

その反動かやたらと何とも言えない攻撃技が増えましたが、ゲー◯リはビークインの使い方がマジで分からないんでしょうね。カビゴンの卵技にリサイクル追加されてるのにデデンネにはそれがないレベルなのでマイナー寄りのポケモンについてはどんな型があるかすら理解していないようです。

 

とまあ7世代以前から採用率は最下層だったのに弱体化を受けたビークインですが採用理由は愛!と割り切って勝負するのであれば、劣化未満上等でも何とか使える(勝てるとは言ってない)かもしれません。ただ、どうせ勝負するなら私は勝ちたいので一番勝利に貢献できるであろう、どくびしビークインを考察してきました。

 

どくびしは鈍足並耐久弱耐性により行動回数が確保しづらく、低火力で有用な補助技の乏しいビークインにとって数少ない場に干渉する技で裏のポケモン次第では一度の行動で非常に大きな効果を残すことができます。

 

ただ、どくびしを撒くだけなら他に優秀なやつはいくらでもいる。その中で実戦を通して、もがきながら差別化点を見出したので他の強豪ポケモンに汎用性で劣ることはご了承下さい。こればっかりはどれだけ工夫しても無理でした。ただ、誰かの完全劣化になることは避けられた筈です。

 

あと、ビークインを初手に出して鉄砲玉のような使い方をするので「好きだから使いたい!」っていう人には正直に言ってオススメできる戦法ではないことを明記しておきます。

 

ぶっちゃけこういうポケモンを使うだけならば、順位を気にせず遊んでた方が楽しいと思います。でもそういうノリの友人たちはとうの昔に全員対戦をやめてしまいました。結局、勝つことがモチベーションに繋がる人が殆ど何だと私は勝手に理解しています。「ビークインを使いつつ、真剣勝負の世界で勝ちにいきたい!」という酔狂な方のみ、私のような夢を捨てきれない阿呆にお付き合い頂ければと思います。

 

 

【技考察】

 

持ち物はイバンのみ前提です。タスキは他の早いどくびし要因に持たせた方が使いやすく、でんきだま投げつけるは差別化にはなるもののでんじはを使えるどくびし使いはいる訳だし、最速で投げてもドラパルトが抜けないので考慮しません。

 

特性はどちらにも利点があるので好みやパーティと相談して決めていいと思います。私はウーラオスやエースバーンのようなメインウェポンがPP不足なポケモンにこらえると併せてPPを大きく削れるプレッシャーを採用しています。ビークイン単騎でPPを枯らすのは難しいですが、裏のポケモンのみがわり等と併せて有効打を奪える可能性があります。

 

 

どくびし オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

軸になるので確定。使ったポケモンの力量問わず効果が場に残るので、壁や積みバトンにカウンター+先制技みたいな実力差をひっくり返す技を覚えないビークインにとっては差別化以前に有用な技だと思います。

 

どくどく オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️

対面の相手をどくにします。選出的に初手のウーラオスミミッキュがどうしようもない時や浮かんでるやつにどくを入れます。初手ポリ2とかの場合は大体裏のどくびしから通すエース(クレセリアとか)で流せるのでどくびし優先で撒いた方がいい場合もあります。

 

とんぼがえり オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️

一致技ですが無振りだとゴリランダーやサザンドラに半分いかないくらいの火力なのでタスキ潰しや対面操作、遅いSを活かしたあくびループを切ることを目的で採用します。どくびしを使えずとも一度有利対面を作れば全抜きが狙える!というような状況で重宝します。差別化の観点からみるのならほぼ確定な気がします。イバン発動圏内で使うと爆速で帰宅して裏に負担がかかるのでそれだけ注意(1敗)

一応ダイワームとしても使えてランクルスサザンドラに一回ずつ撃ちました。もちろん一撃では落とせませんが、無理矢理裏の起点作成に使った記憶があります。

 

こらえる オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️

イバン発動やどくどくのダメージ稼ぎ、ダイマックス枯らしに使えます。弱ったビークインを取っておく価値を作る技でもあるので優先度は高そうです。足が遅く、タスキを持たせるなら他でいいとなりがちなのも間接的に採用理由に繋がっています。

 

ここからは私が普段採用していない技ですが、気になるものをまとめてみました。

 

エアスラッシュ オススメ度⭐️⭐️⭐️

とんぼがえりやどくどくと選択かなーって技。何故エアスラ?というのは無振りダブルウイングだとウーラオスに確定2発(4発)すら取れないからです。ミミッキュ考えるならダブルウイングも無くはないと思いますがAに振る余裕は無いし、先発で鉢合わせる確率が高いのはウーラオスかなぁ。

 

 

みちづれ オススメ度⭐️⭐️

現状、多くの人が真っ先に思いつくのがこれでしょう。だから私はあまり採用したくないのです。読まれるから。デスカーンハリーセンのような他のどくびし+みちづれ要因と比較して非常に読まれやすく、イバンのみを消費して一撃必殺をしているようなノリの技でした。ダイマを切らせる強制力も基本的にはありません。大体起点にされるか雑に引かれる。

一番タチが悪いところは技の成功率がランクや順位帯によってほぼ変わらないところ。マイナーポケモンの一発芸なので高順位を狙うプレイヤーでも知らなかったり、逆にスーパーボール級から上げてる段階でも読まれたりと全く安定感がありませんでした。これを戦略に組み込むのは相当難しいと思う。それでも決まれば強力なので一撃技が好きな人は使ってもいいんじゃない?(適当)

 

 

あまいかおり オススメ度⭐️⭐️

裏次第では何か面白いことができそうです。差別化の観点からみても他に使えるどくびし使いはロズレイドのみとレアな技です。どくびし→あまいかおりと決めれば、回避率の下がった相手をみがわり催眠ゲンガーで眠らせつつたたりめで突破、残りの相手もどくびしを踏ませてみがわり連打やたたりめの一貫が作れる。かもしれない。

 

 

たたりめ オススメ度⭐️

どくどく+たたりめでドラパルトあたりを倒せる時もありますが、どくびしを撒く為の採用なのでそんなことやってる暇はありませんでした。

 

 

パワージェム オススメ度⭐️

珍しい技で呼ぶひこうやほのおに刺さりますが、ウツロイドとの差別化が難しいです。ヘドロばくだんもフェアリーに撃てて、運次第でどくに出来るもののやはりウツロイドがががが。

 

 

むしのさざめき オススメ度⭐️

みがわり貫通だけどビークインの火力じゃみがわりを割れないということのデメリットの方がやばいと気づきました。他の技で殴っても割れないことが多いけど。専用技のこうげきしれいも通りが悪いのでとんぼがえりが優先されそうです。

 

 

いばるorあやしいひかり オススメ度⭐️

きんちょうかんなら候補に入るかなーって技。まあ言うまでもなく安定感はないです。差別化にもなるのは事実ですが、この手の技はみがわり等と併用するならともかく考え無しに使うのは相手に失礼と感じてしまいます。

 

こわいかお オススメ度😇

タスキと合わせて使えそうと思ったらそもそも覚えませんでした。でも、いとをはくあるやん!と思ったら没収されていました。この辺の技を使えないことで嘆く日が来るとは思わなかった。

 

 

ビークイン自体の耐久調整で何を重視するかは人それぞれだと思いますが私が使っているものはこちらの構築記事に書いてあります。参考になるかは分かりませんが……

 

 

【各ポケモンとの差別化点】

 

 

⭐️ドヒドイデとの差別化⭐️

 

S18から上位帯でもどくびしドヒドイデクレセリアポリゴン2で詰めるパーティが増えていましたね。このポケモンはどくびしだけ撒いてハイ終わり!とならず、自身の耐久力や再生力を活かして強烈な詰め筋となれるのが強すぎです。

ただ、現在ドヒドイデのどくびしは採用率が2割程に上がっており、ポケモンHOMEに順位掲載を狙うようなプレイヤーなら、耐久型の多いパーティを見た際に少なくとも警戒はされる筈。ヘイトを貯めやすい(個人差アリ)ポケモンなので挑発やみがわりを誘いやすいのは欠点かなと思います。

それを差し引いても強いポケモンですが、一応挑発やあくびを受けても、後手とんぼがえりで裏に回せることを差別化点としています。

 

デスカーンとの差別化⚰

 

どくびしイバンみちづれデスカーンを2桁で活躍させている方がいるのでこれに触れない理由はないと思い作成。私がみちづれビークインを使わない理由の一つでもあるのでじっくり解説します。

デスカーンは高い物理耐久を持ち、弱点が少ないので行動回数をビークインよりも確保しやすく、補助技が非常に豊富(のろい、おきみやげ、鬼火、トリックやトリックルーム)なのでイバンからのみちづれまで読まれにくいという明確な強みがあります。火力も低くはないので、低耐久ポケモンから何となくで挑発を受けることも少ないと思います。

一方、ビークインは有用な補助技が多くない上に没収までされているので、その中で何か残っていたみちづれは良くも悪くも有名です。動画もよく上がっているので、このポケモンがこらえたら真っ先に警戒されるでしょう。デスカーンは仮にみちづれが読まれてものろいで圧をかけられるのが本当にえらい。あとデスバーンだったらステルスロックを使えたりもします。技スペきついかもだけど。

正直、どくびし要因としてデスカーンに欠点らしいものはあまり見つかりませんでしたが、どくどくは覚えないので、浮かんでいる相手にどくは撃ち込めないことや挑発等に対してとんぼがえりで切り返せることを差別化点とします(またか)

あとビークインは鉢巻悪ウーラオスのあんこくきょうだを確定で耐え、イバンのみと合わせて2回動くことができるのも見逃せないポイントだと思います。私の構築にウーラオスは先発で出てくることが多いので、2回動けるのはかなり大事だと勝手に考えています。

 

🐛ペンドラーアギルダーとの差別化🐌

 

加速しながらどくびしが撒ける上に足が速いので、挑発を受けにくく、バトン役を兼任したり、セルフでどくまもみがで詰められるポケモン。じしんでウツロイドジバコイルヒードランなどの面倒な相手を処理できるのも高得点で、正直差別化の観点から見るとかなり手強いです。

またとんぼがえり云々を言い訳にしたいですが、ペンドラーもみがわりやバトンタッチであくびの一環を切れます(その場合はタスキを手放すことになりますが)ただ、ラグラージなら兎も角、カバルドンはふきとばして来ます。使ってみてどうしてもカバルドンが鼻につくと感じました。

あとエルフーンと並べると真っ先にどくびしは警戒されます。前からある並びなので。クレセリアも含めてバトンなりどくびしなりに相手は何らかの解答を用意していると思います。

どくびしを使うならタスキ前提だと思うので気にならないかもしれませんが、耐久力はかなり控えめなので一度下げると再展開しにくいという部分もありました。ビークインも受け切るには厳しい耐性ですが、クッションとして機能する場面は少ないので後手とんぼがえりを含めてその辺りの使い勝手はハチさんに軍配が上がる印象でした。

アギルダーも高いSからどくびしを使えて、いのちがけでダイナミックにあくびの一貫を切れますが(何ならアギルダー自身があくびを使える)Bに振り切ってやっとウーラオスのすいりゅうれんだを耐えるレベルの耐久なのでスカーフ勢やすぐ下にいるドラパルトを抜きつつ、いのちがけ用にHPを振るみたいな感じだと調整が難しかったです。あと、とんぼがえりは覚えるけど早すぎることやどくどくを覚えないところであまり差別化は考えなくてもいいのかもしれませんね。

※追記※

アギルダーはどくどくを覚えます。ご指摘頂きありがとうございました。エアプですみませんでした。今後はちゃんとレベル52まで育てます😇

シェルアーマーとじこさいせいで対ウーラオスに安定感のある輝石チョボマキも候補に入りそうですが、こっちはどくどくととんぼがえりを覚えません

 

🐡ハリーセンとの差別化🐡

 

誰?ってなる人も少なくないと思いますが、どくびし要因唯一のいかく持ちでみちづれも覚えます。またクイックターンを一致で使える上にでんじはやこごえるかぜなどのS操作技、じばくにちょうはつ、必中どくどくと隙がない。すいすい型でなければこいつのみちづれもあんまり読まれません。取っておくだけで仕事をするので、考察されてないだけでかなりのポテンシャルを持ったポケモンだと思います。

ただ、ハリーセンは最遅個体でもカバルドンは愚か、ラグラージまで抜いてしまいます。あくびの一貫を完全に切ることはできず、いかくがあるとはいえ、じしんも抜群で通してしまうところが痛いです。そしてHD特化しても特化サンダーの10万ボルトでほぼ即死する特殊方面の脆さは気がかりです。同じく特化珠ジェットでもぴったり確1。かといってBに振らないと鉢巻あんこくきょうだで確1。イバンよりタスキの方が使いやすいかもしれませんね。

そして小技は豊富なものの、タイプが被るドヒドイデと比べると見劣りする部分があるのも事実です。それでもいかくや補助技を活かせばかなり面白いポケモンだとは思うのでそのうち世界最強のハリーセン使いが現れるんじゃないですかね?(適当)

 

🐙ウツロイドとの差別化🐙

 

どくびしだけでなく、ステルスロックが使えて自分より速い相手にもでんじは→設置技と繋げることが出来るポケモン。2ウェポン以上持たせた場合、単純にタスキ持ったアタッカーとしてみても完成度がかなり高い。

優秀なのは事実ですが、普通に強いポケモンなので目につきやすく、強烈にはがねタイプを呼び込むので結果的にどくびしが通らない印象がありました。そしてスカーフ水ウーラオスに何もできずに粉砕されることやCS振りだと鉢巻や珠ドラパルトのドラゴンアローでも撃墜されるのが一時期どくびしウツロイドを使っていた時の感想です。それでも使いやすいんですけどね。ビークインの選出誘導力皆無な部分が生きていたかもしれない(差別化の要素として真剣にそう思っています)

そして何故かどくどくを覚えない。覚えなくていいけど。ドククラゲも弱体化が著しいのでゲー◯リはクラゲやハチに恨みでもあるんでしょうか?

あととんぼがえ(ry

 

🐝アーゴヨンドラミドロとの差別化🐉

 

どちらも強力なアタッカーなのでちょうはつ等をもらいにくく、耐性も優秀。有事の際はアタッカーとしても動かせそうです。ただどちらもはがねを呼び込みます。アーゴヨンは炎技を持てばウツロイドヒードラン以外にはある程度対応できそうですが、ドラパルトのドラゴンアローでバッサリいかれるのはどくびし要因としては難しいと感じました。ただ足が早く、火力も高い上にどくびしが読まれにくく悠長なことをさせにくいので強いことは確かです。とんぼがえりを覚えるポケモンですが、早すぎるのでここも一応差別化点。タスキで使っていましたがあえてそれを持たせず、耐久にがっつり振ってイバンやカムラのみを持たせた方が行動回数の上振れが狙えるかもしれませんね。

ドラミドロは進化系でビークイン以外では唯一、交代技をカバルドンラグラージの下から刺さるポケモンです。どくしゅクイックターンでどくを入れるという禁じ手もできます。ただ地面技を通してしまうのはやっぱり痛い。あとこのポケモンでどくどく・どくびし・クイックターン・こらえるみたいな使い方するのは我ながらアホっぽいと思いました。何か変なことやってる気がするし実際に変なことやってた。

 

🥀ロズレイドとの差別化🥀

 

そこそこのすばやさに特殊耐久、どくびしのみならずまきびしも使えてやどみがまで狙えるポケモンです。地面タイプ相手にどくびし要因は不利を取りがちですが、このポケモンは圧倒的にカバルドンやらラグラージに強く、仮にあくびをされてもしぜんかいふくで立て直すことができます。つよいね。

ただ、猛烈にはがねタイプを呼びます。そこを読んでやどみがが通せれば強かったものの、すばやさも耐久力も不安なラインであり、タスキなしだとH振りくらいでは無補正ウーラオスのあんこくきょうだですら確定耐えできません。かといってイバンやタスキを持たせても前述のはがねタイプわんさか問題がのしかかって来るのがしんどい所でした。やどみがとどくびしの同居が上手くできる人が使ったら輝きそうです。あとカバルドンとかはそもそも出してもらえなくなりがちなので、有利すぎるが故の悲劇が起きてしまうことも。

 

🗯バチンウニとの差別化🗯

 

かわいいウニくんですが、ビークインにとっては強力なライバルです。エレキフィールドであくびを防ぎつつ、まきびしも使えて、おきみやげによる起点回避まで狙えます。単純にライジングボルトの火力もかなり高く、ふいうちも使えるので面白い動きが出来そうなポケモンです。

バチンウニは友人の作ったパーティで使っていましたが、あくびの一貫を切れるとはいっても自身がカバルドンラグラージに刺せる技が少なく(一応ドロポンねっとう辺りがカバには打てるけどどくびし採用だと技スペがきびしい)裏のエースであるクレセリアが浮かんでいるので結局あくびをくらうみたいなよく分からない感じになってしまいました。

あとどくびしから展開するエースをクレセリアエルフーンにしていたこともあり、エレキフィールドが裏のポケモンに生きる場面が少なく、むしろ相手の電気技の威力を補強してしまうところが痛かったです。イバンのみを持ったどくびしが使えておきみやげで起点回避のできる、器用なアタッカーとしてみればかなり良いと思うんですけどね。ヨクバリスぎかもしれませんが。

エレキシードを持たせればB上昇によりランドロス等と対面した際にじしんを耐えられるので、イバン採用時に発生する、相手の剣舞を読んでおきみやげなりどくびしをするのか、素直に殴ってくること期待でこらえるのかという不毛な択が生じなくて済むので中々優秀ですが、相当Bに振らないと鉢巻ウーラオスにしばき倒されます。Dにもかなり振らないとウツロイドのメテオビームとかでも消し炭になるので耐久調整が難しいです。これさっきも書いた気がする。

 

この他にもくだけるよろいダストダスドラピオンマタドガスなりニド夫妻にドククラゲなり強そうなのは結構いますが、長くなりすぎてもアレなので割愛します。意外な所だとパルシェンオムスターもどくびしを使えますが、まだ試運転していないので誰か使用感教えてください。

また、毒菱要因としてコイツの劣化になってるゾ!ってポケモンがいたらコメントで教えてください。ただコイツのが強いってのは勘弁してください。上に挙げた殆どのポケモンがそれに該当するので。

 

【さいごに】

 

冠環境でこのビークインを使った対戦を動画化したものです。大分前のものですが参考くらいにはなるかと思います。

https://m.youtube.com/watch?v=5S0AW2QZU7k

 

ここからあと語り。

 

私はどくびしが大好きですが、それ以上に本当はビークインがエースとして活躍できる方法を見つけて、もっと褒めてあげたい。ただ過剰にビークインを持ち上げるのは嘘をつくことに他なりません。

 

そんなこんなで最終3桁という自分のボーダーを達成するにあたってこの運用が私にできる限界でした。雑魚トレーナーでごめんねハチさん🥺

 

私の考察不足もあるもしれないので、もし、こういう型で結果残せたよー!ということがあればコメント下さい。泣いて喜びます。

 

あと最後に一つ。

 

ここまで酷い弱体化を受けているので、手抜きや開発の知識不足でなければビークインは禁止伝説級のパワーを持っているとゲー◯リは思っているみたいで「ビークイン強すぎィ!もっと弱体化しチャオ!」とか未だに思っている可能性があります。

 

それは流石に冗談としても、私が一人で喚いたところでゲー◯リはビークインにとってどくびしが重要な技であると絶対に理解できていないので、また次回作あたりであの輝きと共に再び没収されると思います。どうにかしておいかぜ・がむしゃら・まとわりつく、そしてどくびしあたりの有用性を開発側に認識させることはできないんでしょうか……?

 

ビークインのみならずマイナーポケモンの有用な技が開発の無知や調整不足により消えていくのが本当につらい。最後が愚痴になってしまい、申し訳ございません。それでも吐き出さずにはいられなかった。書くかは未定ですが、S19の構築記事ではもっと相棒を褒めてあげたいです。

 

ここまでのご拝読ありがとうございました。これを機にどくびしやビークインを使う人が増えてくれたら嬉しいです!

 

おまけ 魂のビークインミラー!?

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